マネジメント力って、実は朝の3秒でだいたいバレます。
1on1のやり方でも、評価制度でも、最新のマネジメント理論でもありません。
朝の挨拶です。
僕がこれまでたくさんの経営者を見てきて感じるのは、マネジメントが上手くて人望のある人ほど、
「田中さん、おはよう」
「佐藤さん、おはようございます」
と、ちゃんと名前を呼ぶ。
しかも、相手の目を見る。
たったこれだけ。
「いや三宅さん、そんなことで会社が良くなったら苦労しませんよ」
と思うかもしれません。
でも、こういう小さすぎて評価項目にも入らない行動に、その人の本当の人間観が出るんですよね。
心理学には「承認」という重要な概念があります。
人間は、「褒められたい」以前に、まず自分の存在を認識してほしい生き物です。
だから、名前を呼ばれて、目を見て挨拶される。
それだけで、
「この人は自分を一人の人間として認識してくれている」
という感覚が生まれる。
逆に、パソコンを見ながら、
「あ、おはようございまーす」
これ、挨拶というより、ほぼ音声通知です(笑)
特に経営者や上司は注意したほうがいい。
役員には自分から挨拶する。
取引先には満面の笑み。
でも、新入社員には目も合わせない。
清掃スタッフには無言。
人って、こういうところを驚くほど見ています。
レストランでもそうですよね。
自分にはものすごく優しいのに、店員さんには横柄な人を見ると、
「あ、この人の本性、こっちかも」
と思ったりする。
人間性は、自分にメリットがない相手への態度に出る。
これはマネジメントも同じです。
そして信頼って、銀行口座みたいなものだと思うんです。
名前を呼ぶ。
目を見る。
自分から挨拶する。
これで毎日10円ずつ「信頼残高」を積み立てる。
一回で人生は変わりません。
でも1年続ければ、ものすごい差になる。
逆に、無視する。
話を聞かない。
目を合わせない。
毎日10円ずつ引き出していると、ある日突然、
「あれ? なんで部下が本音を話してくれないんだろう?」
となる。
いや、口座残高ゼロです(笑)
そして、これは会社だけじゃありません。
むしろ家族のほうが大事かもしれない。
毎日一緒にいるから、
スマホを見ながら「おはよう」
テレビを見ながら「おかえり」
になってしまう。
だから今日から、一度手を止めてみる。
「朋子、おはよう」
「〇〇、おかえり」
名前を呼んで、目を見る。
ほんの3秒です。
でも、人間関係というのは、大きな旅行や豪華なプレゼントだけでつくられるものじゃない。
毎日の3秒が、関係性の地層になっていく。
人を大切にするとは、すごいことをすることではありません。
当たり前のことを、当たり前じゃないレベルでやること。
これに尽きると思います。
今日のおすすめ1分アクション
今日は1分だけ、
「名前を呼ぶ・目を見る・自分から挨拶する」
これを3人にやってみてください。
部下でも、家族でも、コンビニの店員さんでもいい。
できれば、普段あまり自分から声をかけていない人にやってみる。
そして、これを3週間続けてみてください。
相手が変わる前に、まず自分の「人を見る目」が変わってくるはずです。
僕は毎朝5時55分から、無料のオンライン朝活を開催しています。
1分瞑想、1分日記、そして1分アクション。
人生を変えるのは、大きな決断よりも、こういう小さな行動の積み重ねです。
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