やりたいことがわからない理由6:知識

 

そもそも知識がないとやりたいことは見えてきません。
願望は基本的には選択肢の中から生まれます。
たくさんの事例を知るようにしましょう。

世の中はどう動いているのか?
どんな業界、仕事があるのか、という知識も重要です。

また、世の中がどう動いていくかの考察もやっぱり必要です。
世の中の動きをなるべく高い視点から俯瞰します。

本屋さんで時代の流れのにおいを感じることも有効でしょう。

一方、考え方や思想、志の事例としての知識もとても大切です。
そのためにも、偉人の伝記を読んだり、イケてるな、と思う人のインタビューなどを見るようにしましょう。

彼らはどう生きているでしょか?
どんな志を持っているでしょうか?

自分のためだけでなく、人のための「やりたいこと」まで見えてくるかもしれません。

今日も素敵な一日を。

やりたいことがわからない理由5:悩むだけ

 

「やりたいことがわかりません」
という人に限って、真剣に考えていないことがよくあります。

悩むことと考えることは全く違います。
悩むことで考えているふりをしないようにしましょう。

悩むことは現状維持だから楽なのです。
悩んでいれば行動しなくていいのです。

考えるのなら、携帯など全てのメディアをシャットアウトして思考を書きなぐってみるようにしましょう。
1時間でいいので、紙とペンを持ってカフェなどにこもって真剣に書きながら考えるのです。

できれば、視界が開けるような場所で、午前中に取り組むのがいいでしょう。
私自身は海が見える場所まで行って考えることをたまにやるようにしています。

今日も素敵な一日を。

リーダーが舐められる原因

 

リーダーが舐められるのは性格や能力ではなくて
「役割を理解していないから」
です。

組織からみて正しくない行動をしているメンバーを見ても目を瞑り、迎合し、顔色を伺う。
メンバーから尊敬されることを重要視しすぎ、自分は必死に頑張るがメンバーには強く求めない。
それが舐められる原因です。

リーダーが抱える怖れの代表格は「好かれなければならない」という怖れ。
「好かれようとする」のはfor meのエネルギーでエゴです。
それでは組織はうまくいかなくて当たり前。

しかも「好かれる」というのは相手の問題でありコントロールできない。
好かれたところで組織の目標が達成できるわけでもない。

自分から相手を好きになればいいし、チームで結果を出すことが大切。
そのために、タスクである外的役割と、人間性などの内的役割をきちんとメンバーに求めていくのがリーダー。

今日も素敵な一日を。

家庭というチームマネジメント

 

いざ結婚したら、釣った魚に餌を与えないという感じで「家庭を経営しない人」が多い。

たとえば子供ができたら、家事だけ、仕事だけ、ではなく組織も役割もまるっきり変わる。
そこに向き合って、相手が求めていることを率先する。
そういうマインドが無ければ、家庭は確実に崩壊していきます。

子供ができるのは素晴らしいことだけど、家族のチーム編成が変わることに注意しないと問題が起きる。
特に最初の出産は、夫婦という2人チームが、3人チームになるという劇的な組織の変化がある。
新たにどんなチームにしていくのかをしっかり話し合わないと組織が崩壊するので注意。
家族も組織です。

コーチングの世界では、1対1のコーチング以外に、組織やチームに対するチームコーチングやシステムコーチングというものが存在します。
組織をひとつの生命体のようにとらえてコーチングしていく。
自分たちのチームがひとつの生命体だったら、その生命体はどんな状態で、何を必要としているのかを見つめてみよう。

今日も素敵な一日を。

部下が動かない理由

 

コーチングで「部下が動かない」と嘆いていた人がいたので思わず
「自分の影響力を上げよう」
とティーチングしてしまった。

まず自分が圧倒的な結果を出して、部下の価値観とニーズを深く理解し、理想の世界を共有する。
「自分の影響力がない」
「部下が聞く姿勢になってない」
のに何を言っても無駄。
部下が動かないのは、相手のやる気がないのではなく、自分の影響力がないだけ。

相手を変えるのは至難の業なので、自分の影響力を高めた方がずっといい。
影響力を高めるために、自らが動き結果を出し、徹底した傾聴で相手の価値観とニーズを理解し、理想の世界を語り共感させる。
相手より自分を変える。

過去や相手や結果は、コントールできない。
コントロール可能な、現在、自分、プロセスにフォーカスしましょう。

今日も素敵な一日を。

18年の断酒でわかったこと

 

18年も断酒してると
「お酒を飲まない人生って楽しい?」
と聞かれますが、正直最高です。

飲まないからこそ、頭が冴え、会話が冴え、話を全部覚え、
ハメを外すことなく、二日酔いも健康を害すこともないから、
飲んでた頃と比べものにならないほど最高。

あと、浮いた分は寄付してます。

断酒人生って、正直めっちゃ楽しいんですよ。
飲まなくてもリラックスしていられるし、飲み会でも頭が冴えた状態なので、ジョークもアドバイスも気が利いたこと言えるし、楽しく話した内容も全部覚えているし、飲んだ後も翌朝も時間を有効に使えるし、飲んでた時期よりずっと楽しい。

適度に飲んで適度に酔える人はどうぞそのまま楽しむといいと思います。
僕のように、強くていくらでも飲めてしまう人は、逆に断酒生活も楽しいですよ。

ちなみに世界ではSober curious といって、あえて飲まないライフスタイルも流行りつつあります。
日本でも飲まない若者が増えてますね。
何よりお酒をやめると可処分時間が劇的に増えます。

今日も素敵な一日を。

メンタルが強い人の特徴

 

メンタルが強い人って、ホントは強いのではなく、良い意味でいい加減なんですよね。

いろんな国に住んできましたが、温かい国やラテンの人々はとにかくいい加減。その根底には気候があると思っていて
「外で寝てバナナと魚食べてても死なないでしょ」
みたいなお気楽さがあると感じてます。

だからメンタルが弱いと感じている人は、強くなる必要はなくて
「最悪の事態になったらこうしよう」
みたいな、最悪をポジティブに対策する習慣があるといいと思っている。

日本に住んで日本国籍がある人は、最悪でも死ぬことはほぼない。
これは本当にラッキーなこと。
だからまずはちゃんと寝てちゃんと食べてちゃんと運動しましょ。
仕事はその次。
人間関係もその次。
まず自分を愛して、もし余力があったら他者を愛そう。

今日も素敵な一日を。

やりたいことがわからない理由4:コンディション不良

 

体がベストコンディションにないとやりたいことは見えづらくなります。

全ての土台は実は健康です。

やりたいことを考えるための脳細胞も60兆ある身体の細胞の一部です。

行動のためにも、頭の活性化のためにもまずは体のベストコンディションを作りましょう。

また、五感と感情を鋭敏にするためにも健康を作るのです。

五感のアンテナの精度を上げましょう。

やりたいことに反応するための情報収集や知覚は、五感でします。

視覚、聴覚、体感覚、味覚、嗅覚を研ぎ澄ますように感度の高い状態を作りましょう。

そのためには、睡眠、食事、呼吸、運動などがポイントになります。

今日も素敵な一日を。

やりたいことがわからない理由3:メディアの洗脳

 

やりたいことが見えない理由に、メディアの影響があります。
「◯◯であることが素晴らしい」
という見えない洗脳をメディアから受けているケースです。
本当はそれが自分の願望ではないのに勘違いしてしまいます。
まず気付くことが大切。

自分の願望に素直になる一方で、疑いも持ってみる。
「それってホントに自分の願望?」
と。
そういう意味では、性格がちょっとひねくれている人の方が真のやりたいことに気づけるケースがあります。

中学や高校時代にやんちゃだった経営者はたくさんいますし、今では大いに反省はしていますが、私自身も校則は守らない生徒の代表のようなものでした。

常識や世の中の価値観に疑いを持つ練習をしてみましょう。
お金より大切なものは?
学歴があることのメリットとデメリットは?

など常に多方面から考える練習をしましょう。

今日も素敵な一日を。

失敗する採用・成功する採用

 

高学歴な経営者が、学歴フィルターで採用するのが悲劇のはじまり。

失敗した人はわかると思いますが、学歴なんかよりも人間性と基礎力がある人を採用するほうが組織をつくる上ではるかに重要です。
基礎力とは本質的な頭の良さや行動力など。

経営者がプライドやコンプレックスで採用する企業は最悪。
採用における典型的な失敗は「経験・学歴・専門知識」で採用してしまうこと。
それよりはるかに重要なのは「人格(性格)と基礎的能力」。
基礎能力は、本質的な頭の良さ・行動力・コミュニケーション能力など。

「自社にとって必要なのはどんな人材なのか?」
を人格と基礎能力で定義すればうまくいく。

大企業出身の方が全く仕事ができないこともよくある。
なので経験もあまり参考にならない。

ちなみに僕は大半のうちのスタッフの最終学歴を知りません。
採用時にはちらっと履歴書を見ますがすぐに忘れます。
基本的に人格採用。

いずれにせよ、個人も人格と基礎能力を磨いていけば、公私共にうまくいくし、ハッピーになると思っています。
本質的な頭の良さ・行動力・コミュニケーション能力は、あった方が絶対に人生は楽しい。

今日も素敵な一日を。