今日は、ちょっと危険なテーマです。
既婚者でも、配偶者以外の異性にふと惹かれることはある。
「この人、素敵だな」
「自分のことをわかってくれるな」
「一緒にいると楽しいな」
すると脳内で、勝手に恋愛ドラマが始まります。
頼んでもいないのに(笑)
でも、ここで一つ考えてほしい。
あなたが惹かれているのは、本当にその人でしょうか?
心理学には「投影」という考え方があります。
「もっと認めてほしい」
「優しくしてほしい」
「刺激がほしい」
「自由になりたい」
そんな自分の中の願望や欠乏感を、たまたま目の前に現れた人に映し出していることがある。
しかも新しく出会った人には「新奇性」という強烈なスパイスがかかっています。
新しい人は、いいところしか見えていない。
一方、長年一緒にいる配偶者は、寝癖も、機嫌が悪い日も、冷蔵庫を開けっぱなしにするところまで知っている(笑)
つまり、他人の予告編と、配偶者のメイキング映像まで入った完全版を比較している。
そもそも公平な勝負じゃないんです。
神田昌典さんの『成功者の告白』では、こうした感情が動いたときに、すぐ行動せず2週間待つという趣旨の話が出てきます。
これ、すごく大切だと思います。
感情が高ぶっているとき、人はそれを「真実」だと思いやすい。
「この人こそ運命の人だ!」
いやいや、まだ3回しか会ってないかもしれない(笑)
だから、まず待つ。
すると高揚感が落ち着き、自分が相手の何に惹かれていたのかが見えてきます。
そして、
「あれ? この魅力、妻や夫にもあるじゃないか」
と気づくかもしれない。
あるいは、
「相手が欲しかったんじゃない。自分はもっと刺激のある人生を送りたかったんだ」
と、自分自身の課題が見えることもあります。
これは仕事も同じ。
今の会社より転職先がよく見える。
今の社員より新しく会った人材が優秀に見える。
既存事業より新規事業が魅力的に感じる。
新しいものは欠点がまだ見えていない。
今あるものは欠点まで全部知っている。
だからこそ、感情のピークで人生を決めない。
もちろん、本当に環境を変えるべきときもあります。
でも、その前に一度、自分に問いかけてみる。
「私は、この人やこの機会の何に惹かれているんだろう?」
自由なのか。刺激なのか。承認なのか。優しさなのか。
外側の対象ではなく、自分の内側を見る。
今日のおすすめ1分アクション
紙かスマホに、
「最近、強く惹かれている人・モノ・機会は何?」
と書いてください。
その下にもう一つ。
「私は、それを通じて本当は何を求めている?」
これだけ。
隣の芝生が青く見えたら、引っ越す前に、まず自分の芝生に水をやってみる。
夫婦も仕事も人生も。
意外とまだ、十分青いかもしれません。
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