伸びる企業・伸びない企業

 

多くの日系企業で、
「出世=管理職になることだけ」
になってるのはおかしい。

マネジメントが得意じゃないのに、マネジメントをしなければ給与が上がらないのは地獄。
そういう企業が「強みを伸ばす」と言ってるのに違和感がある。

逆に管理職じゃないキャリアを打ち出せる企業は成長していきます。
人事制度のコンサルなども依頼されることがありますが、スペシャリストとしてキャリアを描いていける仕組みを作ることもとても大事ですね。

優秀な技術者が優秀なマネージャーになれるわけではないし、ならなくてもいい。
技術者として高い報酬が得られるようにした方がいい。
そういう報酬テーブルを作るようにしている。

企業人でなくても、とにかく人生では強みを伸ばすことが何より大切。
マネジメントが苦手な人は個人事業主で仕事をしたっていい。
強みで勝負しよう。

今日も素敵な一日を。

リーダーは組織の外を見ろ

 

リーダーの仕事とは何でしょうか?

社内のマネージメントも確かに重要です。

ただ、リーダーの大切な仕事のひとつは、組織の外に目を向けることです。

もしあなたがリーダーなら、あなたが自営業者なら、
組織の外に目を向けましょう。

街に出よう、世界に出よう。

外で何が起きているかをちゃんと見極めて、
それを組織の中に持ち帰って、外の世界で役立つものを作りましょう。

中にばっかりいちゃダメです。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
尊敬する経営者にメッセージを出しアポを取る。

 

正しさより機能

 

先日、世界的に活躍している
アメリカ人ビジネスコンサルタントの方とお会いしました。

特に企業に対するコーチングを世界中で長年やってきている方です。

 

いろいろなお話をしたのですが、印象的だったのは、
「正しいかよりそれが機能しているか」ということです。

私たちは、ついつい自分が正しくあろうとします。

否定されることを怖れます。

ただ、組織においては何かが正しいかどうかはどうでもよくて、
それが機能しているか、という観点がとても大切です。

そのためには、自分が正しくあろうとすることを捨てることが大切です。

怖れを捨てましょう。

 

◆お勧めアクション:
最近出会った自分と違う意見を思い出し、
正しさよりもどちらがより機能するか?有効か?と考えてみる。

 

ビジネスの打率は1割

 

ビジネスの成功確率はざっくり言うと1割くらいです。

なので、早めにお金と時間をかけずに空振りすることが大切です。

テストで広告を出して反応を見たり、
お金をかけずにできる失敗を早めにします。

私も会社を設立して10年以上経ちますが、
いくつものビジネスを立ち上げています。

そのうち、今でも残っている事業はまさに10分の1くらいです。

起業したいときは、
オンラインの英会話教室をやろうと思って起業しましたが、
結局やりませんでした。

その代わり、今ではコーチングを使った
オンラインの中国語スクールを運営しています。

やりたいことも変わっていきますし、時代の流れを読むことも大切です。

 

そのためにも致命傷にならない失敗を早めにすることが大切です。

 

◆アクション:
次に何か失敗したら、心の中で「よし」と言って
小さくガッツポーズをしてみる。

世界標準で考える

 

蘇州に出張に行ってきました。

お会いした中国人のビジネスマンのお子さんは
日本に進学も考えているそうですが、
東大じゃなければ日本にはいかないといっています。

実は、中国の一流大学には合格しないレベルなので、
東大を考えいています。

実際、東大の世界ランキングはどんどん下がっています。

代わりに台頭してきているのが中国やアジアの大学です。

アジアNO1の大学は、
今は私が住んでいるシンガポールのシンガポール国立大学です。

企業の売上に関しても世界のトップにアメリカ系企業以外で
食い込んできているのは中国の企業が中心です。

日本の中で頑張るのもいいですが、
世界標準でモノを考える習慣もつけましょう。

 

◆アクション:ご自身の業界の企業の世界ランキングの推移を調べてみる。