やりたいことに理由はいらない

 

「内なる声」はロジカルではありません。

理由なき「やりたい」を大事にしましょう。

人間は脳で考える前に細胞で感じます。

脳はフィードバック機能があるだけです。

 

例えば、のどが渇いたと思うのは、脳の命令ではなく、
個々の細胞の水分が減り、脳に水分が必要だ、という指令がいきます。

その上で、脳が判断をして水を飲むという動作を行います。

 

やりたいことも同じだと思ってください。

これをすべきだ、メリットがあるから、とかではなく、
純粋にやりたいと細胞が感じることを大切にしてみてください。

やりたいことに理由はいらないのです。

 

アクション:純粋にやりたいと思うことを10個書き出してみる。

 

メンタルには、早起き、食事、運動

 

メンタルを整えるには、薬よりも、早起き、食事、運動です。

これは、わたしのご受講生の精神科医の方も言っていました。

精神科では診療時間が短いですし、
患者さんも薬を求めているので薬を出します。

 

でも、本当に大切なのは生活習慣です。

早起きをして、運動をして、健康的な食生活を送れば
メンタルはある程度保たれます。

マインドセットを変える技法もたくさんありますが、
行動からのアプローチが一番簡単です。

私個人としては、日記、早起き、運動がポイントになっています。

早起き、運動、食事に加え、自分と向きあうために、
そしてセルフカウンセリングやセルフコーチングのために
日記を活用します。

 

アクション:明日はいつもより5分だけ早起きしてみる。

人の目は気にせず利用する

 

あなたはどれくらい人の目が気になりますか?

基本的に、人の目を気にする必要はありません。

でも、人の目を利用することは有効です。

例えば、図書館の方が勉強がはかどる要因のひとつは、
人の目があるからです。

自分ひとりだとダラダラした生活をしてしまう方は、
人の目を利用する方法を考えましょう。

共通の目標を持つ仲間と毎日報告しあうとか、
自分をチェックしてくれるコーチをつけるなど、
人の目があることで努力を継続することができます。

◆今日のお勧め1分アクション:
人目につくところで1分間読書をしてみる。

過去は変えられる

 

過去は変えられます。

なぜなら過去はどこにもなく、私たちの頭の中にしかないからです。

しかも、頭の中にあるのは過去の事実ではなく、
過去を過去の自分がどうとらえたか?というとらえ方があるだけです。

 

過去を変えるポイントは、過去を今の自分として客観的に見直すこと、
そして何より今の状態をベストにすることです。

過去にいじめられて今も自信がない人は、
今の自信のなさを過去のせいにします。

一方、今の自分が生き生きしている人は、
いじめられた経験にすら感謝できます。

過去を変えるために、今を最高の状態にして、
過去の出来事を客観的にとらえ直しましょう。

 

アクション:過去の出来事を
映画のワンシーンのように客観的に眺めてみる。

 

今と繋がる呼吸法

 

瞑想の練習もして頭の中から悩み事を排除する訓練もしましょう。

呼吸に集中するのもひとつの方法です。

呼吸に集中すると今にフォーカスせざる得ません。

今にフォーカスすると悩みは消えます。

 

ヴィパサナ瞑想という有名な瞑想法の中に、
アーナパーナという呼吸法があります。

座禅を組んで目をつぶり、ひたすら自分の呼吸に集中します。

具体的には、鼻息を上唇で感じます。

上唇の皮膚にのみ意識を集中するのです。

そうすることで、今この瞬間にフォーカスができるようになります。

 

アクション:アーナパーナ瞑想を今すぐ目を閉じて1分間やってみる。

悩みはすべて過去か未来

 

すべての悩みは過去か未来にあります。

つまり、未来への不安か過去に対する後悔です。

 

では、悩みを消すにはどうすればいいのでしょうか?

今に集中してしまえばいいのです。

今に集中するひとつの方法は、
自分が聞こえている音に意識を向ける方法です。

音というのは、今この瞬間にしか存在しません。

よって音に意識を集中すると今と繋がることができます。

目を閉じて、ひたすら聞こえてくるさまざまな音に意識を向けます。

この際、それが何の音かという解釈はせず、
音と音としてとらえます。

すると今と繋がり、
未来の不安や過去の後悔を切り離すことができます。

 

アクション:今すぐ目を閉じて、1分間聞こえてくる音に意識を向けてみましょう。

成功体験こそ疑え

 

人が自分を変えられない要因のひとつは
過去の小さな成功体験に縛られていることです。

 

例えば、以前の私は経営者として、
すべてを自分でやろうとしていたことがありました。

それは、自分でやった結果うまくいった経験があったからです。

よって、人に頼むことをせず、自分でかかえ、
結局ビジネスを大きくできない時期がありました。

過去の成功に縛られていると、それ以上の成長はありません。

また、例えば引っ込み思案な人は、
過去に引っ込み思案でいることで安全な場所にいることができた、
というある意味の成功体験がある可能性があります。

自分を変えたいと思う人はどんな成功体験に
とらわれているかを考えてみましょう。

 

アクション:成功体験を否定的に見てみる。

ドウスルジブンが好きか

 

何かに迷った時に、最終的に持つべき指標は、
「ドウスルジブンガスキカ?」です。

メリット・デメリットではなく、
どの選択を取る自分のことを好きになれるのか?

この指標を持つと後悔することがなくなります。

 

また、その選択に対する行動にエネルギーも出るので
成功する確率も高まります。

大きな決断でこの「ドウスルジブンガスキカ?」
という指標を持つためには、
小さな決断で普段から練習しておくことです。

例えば、今日のランチでサンドイッチかラーメンかを迷ったら、
「ドウスルジブンガスキカ?」と自分に聞いてみるのです。

 

アクション:
今日のランチはドウスルジブンガスキカ?で選んでみましょう。

シナリオライティングを人生に活かす

 

私の小学校の頃の夢はシナリオライターでした。

今まではビジネス書のみですが今後は脚本にも挑戦する予定です。

 

シナリオ作成において有名な「神話の法則」というものがあります。

主人公は、まず日常生活の中で何等かの冒険に誘われます。

葛藤を経て賢者と出会い冒険の旅に出て第一関門を突破。

その後、仲間と出会い、裏切りや試練を経て、最終関門に向かい、
ラスボスと戦い勝利をおさめます。

その帰りに宝物を得て、さらに予想外に得るものもあり、
また次の冒険の誘いがあります。

これは古今東西の神話に共通する内容なので、
私たちの潜在意識にも刻まれています。

あなたの人生にも活かしてみましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
あなたの周りに「冒険への誘いのサインがないか考えてみる」

会社とのズレを解消する方法

 

 

今まで数千人のキャリアデザイン・ライフデザインの
サポートをしてきました。

会社に勤める上で大切なのは、
会社のミッション・使命と自分のミッションを重ね合わせることです。

 

そのためには、その会社そのものが、
世の中に対してきちんとしたミッションを持っている必要がありますし、
何よりあなた自身が仕事を通じてどんな貢献を世の中にしたいのか、
をはっきりさせておく必要があります。

ここがずれると、会社に利用される自己犠牲の状態か、
または自分勝手な自己満足の状態になります。

 

会社と自分は完全一致する必要はありませんが、
少なくともベン図で言うならば、
ミッションにおいて多少の重なりを持てるようにしましょう。

まったく重ならないようなら、新天地を求めてもいいでしょう。


◆今日のお勧め1分アクション: 自分のミッションを言葉にしてみる。