キャリアより8つの無形資産を

 

資産には有形資産と無形資産があります。

有形資産は、お金、コモディティ、不動産、美術品、会社、暗号通貨など、
すべて数値化できて税金がかかるもの。

無形資産は、能力、信頼や人脈、ファンや顧客リスト、
家族、健康、経験、コンテンツ、ビジネスモデルなどです。

 

人生を変えるのは基本的に無形資産です。

おわかりように、無形資産が有形資産を生み出しますし、
お金がなくても自分をサポートしてくれる人がいれば人生は困りません。

幸せを作るのも無形資産です。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
自分が持っている無形資産を1分間で洗い出してみる。

偶然を計画する

 

計画された偶発性理論 Planned Happenstance Theory
というものがあります。

スタンフォード大学のクランボルツ教授らが提案した
キャリア論に関する考え方です。

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されるので、
その偶然を計画的に設計し、
自分のキャリアを良いものにしていこう
という考え方です。

 

偶然を活用するには、以下の5つが必要だとされています。

1.好奇心
2.持続性
3.柔軟性
4.楽観性
5.冒険心

 

世の中は未知の領域が圧倒的に大きいのです。

なので、その領域に恐れずワクワクする気持ちを持ちましょう。

 

アクション:何も計画しないプチ1泊旅行に出かけましょう。

タイムライン上を歩いてみる

 

何パターンかの未来年表を作ったら、
実際に未来進むことをイメージしながら歩いてみます。

AかBかの未来で迷ったら、単に考えるだけでなく、
例えば自分の部屋の中でいいので、
Aの未来に向かって歩いてみてその未来を想像します。

そしてまたスタート地点に戻り、Bの未来に向けて歩いてみます。

こうして、自分が進む未来を実際に想像上で体感します。

理論的にメリット・デメリットを考えるのと
違う答えが出てくるかもしれません。

 

アクション:目を閉じて一歩踏み出し、
理想の未来を想像してみてください。
(この投稿は4月17日の投稿の続きです。)

日本人の特徴2. 階層主義

 

日本のカルチャーの特徴の1つに階層主義があります。

単純に言えば、役職が上の人が偉い、という発想です。

日本以外にもアジアや中東、アフリカなどはこの傾向があります。

 

一方で、特にヨーロッパ諸国の人々は基本的に平等主義です。

上司と部下の距離が近く、理想の上司は部下のまとめ役です。

もちろんお互いの意見も忌憚なく言います。

 

これからもしあなたがヨーロッパの方々と働く機会があれば、
上下関係を日本のように気にせずコミュニケーションをとることを
心掛けてみましょう。


◆今日のお勧め1分アクション:
普段、自分がどんな階層を意識しながら
生活・仕事をしているかを振り返ってみる。

日本人の特徴1. ハイコンテクスト

 

日本のカルチャーは、ハイコンテクストカルチャーと呼ばれ、
言葉以外の意味を大切にします。

なのでよく「空気を読む」という表現が使われます。

中国・韓国などもハイコンテクストですが、
アメリカ・カナダ・オーストラリアなど、
移民が多い国はローコンテクストカルチャーで、
直接伝えることを大切にします。

移民が多い場合は、バックグラウンドが違うので、
明文化しないとわからないので当然とも言います。

 

あなたが外国人と仕事をしたり、友達になったり、旅行に行く場合は、
直接伝えることをぜひ重視してください。

空気を読むのは、東アジアの特徴です。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
伝えようか迷ったことを思い切って相手のために相手に伝えてみる。

これがきっかけ

 

 

「きっかけを振り返る習慣」なにか良いことがあった時に、
「これがきっかけ」でその良いことが起こったという、
過去の「偶然の因子」を見つける練習をしてみてください。

例えば、「今の自分の成功があるのは、あの出来事のおかげだ」
とさかのぼる習慣があると、未来のチャンスにも鋭敏になれます。

さらに、感謝の力も増します。

 

実は、幸運のきっかけというのは、誰の目の前にも訪れています。

それをつかめるかどうかだけの差なのです。

幸運のきっかけに敏感になり、次の行動に繋げましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
最近起きた良い出来事とそのきっかけになった出来事を振り返り、
ありがとうと5回言ってみる。

資産になるキャリア

 

「資産になるキャリア」を考えたくなることってありますよね?

僕も海外の大学院に2つ行ったりしていますが、
戦略というよりも純粋な興味で通いました。

キャリアコンサルタントとして数千人をサポートしてきていますが、
戦略的にキャリアを考えることはあまり勧めません。

結局時代はどんどん変わるので。

 

何より大事なのは、自分が信じた道を進む力そのものです。

好奇心、行動力、やり抜く力などの方が大切です。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
今、本当に興味の仕事をネット検索してみる。
または、やり抜く力に関する書籍を調べてみる。

 

マネージャーの重要スキル3つ

 

リーダー・マネージャーには重要なスキルが3つあります。

1つは判断すること。
考えるのは部下にやってもらい、判断するのがマネージャーです。

2つ目は聞くこと。
スタッフの意見を十分に聞くことが伝える前に大切です。

3つ目は、助けを求める力。
何から何まで自分でやろうとせず、周りに助けを求め、
仕事を依頼する力が大切になります。

聞き、判断し、助けを求めるようにしていきましょう。

◆今日のお勧め1分アクション:
マネージャーの重要スキルで自分が伸ばしたいものをピックアップし、
はじめの一歩の行動を考える。

第三の道が必ずある

 

未来の選択を2択で迷ったら、パターンCも必ず出してください。

AにしようかBにしようか迷ったらCやDも考える。

常に「他には?」という選択肢を持ってください。

 

先日、ご受講生が、今の会社に残るか転職をしようか迷っていました。

こういう時には、起業する、など
他の選択肢も考えるようにしてもらいます。

それにより、発想が広がり、
仮に元の二択を考える際にもより精度の高い決断ができます。

人生には常に第三の道があるのです。

 

アクション:今迷っている事柄に関して、パターンCを考えてみる。

数パターンで未来年表を作る

未来の進路で悩んだ時は、
ざっくりとした3~5パターンくらいの未来年表は作っておきましょう。

ABCの少なくとも3パターンで未来年表を書いて俯瞰してみます。

仕事やプライベートなど、
いつ、どんな選択を取るのかを組みあわせてパターンを考えてみましょう。

整理して俯瞰するだけでも未来がよりクリアに見えてきます。

家族がいる方は家族の年齢なども加味しながら考えてみるといいでしょう。

 

アクション:未来年表を何パターンか書いてみる。