「考える人」と「決める人」は違う
リーダーには決断が求められます。
しかし、決断と「思考」は同じではありません。
僕がリーダーとしてプロジェクトに関わるとき、いつも意識しているのは、自分がすべてを考えないことです。
たとえば、ある業務の担当者がいる場合。
まずはその人に、「しっかり考えて、自分の意見を出す」ところまでをお願いする。
そこまでは、リーダーの仕事ではありません。
僕の役割は、その意見に同意するかどうかを決め、責任を取ること。
それが、リーダーとしての私の基本姿勢です。
もちろん、意見にまったく納得できないときは、自分の考えを伝えることもあります。
必要に応じて、思考の質を高めるためのアドバイスもします。
でも、最初からリーダーが「考えすぎない」ことはとても大事です。
リーダーの仕事は「考えること」ではなく「判断すること」
考えるには、時間とエネルギーが必要です。
そして、一番現場に近い人が考えるからこそ、リアルな解が出てくる。
逆に、現場から遠いリーダーがすべてを考えてしまうと、
「指示待ち」の組織になり、現場の思考力は育ちません。
リーダーの役割は「判断」と「決断」に特化すること。
それによって、現場が思考するスペースが生まれ、
チーム全体の思考力が底上げされていきます。
考えさせることが、信頼の第一歩
部下に考えさせるのは、放任ではありません。
「あなたの考えを、私は真剣に受け止めます」というメッセージでもあります。
考える人と決める人を、きちんと分ける。
それは組織を育てるうえで、思っている以上に本質的なアプローチです。
判断に集中することで、リーダー自身も疲弊しません。
そして何より、現場が動きはじめます。
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