傾聴とは?3

 

今日もコミュニケーションの基本である、傾聴についてお伝えします。

 

傾聴の第一段階が、Iレベルの内的傾聴、
第二段階が、Youレベルの集中的傾聴でした。
次が、相手に感情移入する Innerレベルの移入的傾聴です。

 

これは相手に意識を集中するのではなく、まさに相手の中に入る感覚で
聴きます。
つまり、相手の視覚、聴覚、体感覚、味覚、嗅覚の五感を感じながら
聞くのです。

 

そして、五感+相手が感じている感情も味わっていきます。
見えるものは相手ではなく、相手が心の中で見ているものです。

 

これができるようになると、相手に共感ができるようになり、
相手も自分の話をしっかり聞いてもらっている感覚を持つことができます。

 

ぜひ、今日一日、この移入的傾聴で人の話を聴くことを試してみて
ください。

 

次回は最後の段階の傾聴についてお話します。

 

今日も素敵な一日を。
お役に立てたら、いいね・コメント・シェアなどいただけると嬉しいです。

 

傾聴とは?2

 

今日は、前回に引き続き、人の話を聴く「傾聴」の技術について
お話していきます。

 

傾聴の第一段階は、自分の心の声を聴いているIレベルの傾聴、
内的傾聴でした。
次の段階が、「あなた」のYou、Youレベルの傾聴、集中的傾聴です。

 

これは意識の焦点がしっかりと相手にいっている状態です。
しっかりと相手にフォーカスをして、自分の声や周りの音や声は
遮断している状態です。

 

簡単なようで意外と難しいものです。

 

特に自分と違う意見を聴くときなど、私たちはすぐにIレベルの
内的傾聴に戻って、相手を判断したりしてしまいます。

 

つまり、このYouレベルの集中的傾聴では、相手の意見は判断しません。
まずはどんな意見も自分の頭の上のザルにのせてみるイメージです。
ぜひ意識してみてください。

 

次回は次の段階の移入的傾聴についてお話します。

 

今日も素敵な一日を。
お役に立てたら、いいね・コメント・シェアなどいただけると嬉しいです。

 

聴く技術:移入的傾聴とは?

 

移入的傾聴とは、相手の話を単に聞くのではなく、
相手の興味関心に、自分も同じように興味関心を持って聴く状態です。

相手を見るのではなく、相手の中に入って共感し、
相手と同じようにその興味関心を見ていきます。

傾聴というより共感の技術です。

 

例えば、相手がディズニーランドに行った話をしているのなら、

自分も同じ体験をしているように、
視覚、聴覚、体感覚、感情を追体験しながら聴いてみます。

相手を見るのではなく、相手の中に入って、相手の立場からものを見ます。

これができると信頼関係がぐっと深まります。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
次に人と話す時に感情移入して聞いてみる。