我慢強さがリーダーシップを阻む

 

日本は「我慢強さ」を良しとする風潮があるが、
あれが「リーダーシップを阻害する要因」です。

 

助けてほしいと素直に言える人が本当のリーダー。

 

「自分はリーダーを助けられる」と思ってる人が多いチームが強くなる。

 

カリスマ的で、誰にも頼らない完璧主義のリーダーは、
良いチームをつくれません。

 

心理学では「子供に何かをお願いされたらできる限り応じてあげるべき」
とされます。

 

「本を読んで」と言われたら本を読み、「一緒に遊んで」と言われたら
一緒に遊ぶ。

 

その子は決してわがままにはならない。人のリクエストに応える愛と
キャパを持ち、自分が何をしたいかを認識できるようになる。

 

リーダーシップで最重要なのも「ヘルプミー」と言えるリクエスト能力。

 

我慢の能力ではないんです。
我慢しがちな人は、今からでも「我慢しない練習」をした方がいい。

 

やりたいことがあったらすぐにやる。人からどう見られるかとか、
年齢とか、お金とか、家族の反対とか、そういうものを言い訳にしない。

 

やりたいことに反対してくる「ドリームキラー」さん達は、
あなたの本気度を試してくれるありがたい存在。

 

凧だって引っ張る人があるから高く舞い上がれる。

 

自分がやりたいことにも、他者がやりたいことにも、
できる限りGOを出し、「ヘルプミー」と叫び、
他者のヘルプもできる限りしていきましょう。

 

我慢は不要です。

 

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「量か質か」の心理学実験

 

量を求めるのが良いか、質を求めるのが良いかを示した実験があります。

 

授業のグループをふたつにわけ、
一方には「質」によって評価するといい、
もう一方には「量」によって評価すると伝えました。

 

すると、「質」においても良いものを作ったのは
「量」のグループだったのです。

 

最初から質を求めてしまうと、人は完璧主義に陥り、
試行錯誤をしなくなります。

 

量を求めると、検証と改善を速く回せるようになるので、
結果として質もよくなるのです。

 

安心して、まずは量を求めましょう。スピードを求めましょう。

 

ただ、最後まで量を追求しようと言っているのではありません。
質のために最初は量が必要だ、ということです。

 

友達の数なども少なくて質が高い方がいいです。
ただ、そのためには多くの人と出会う必要があります。

 

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