天才は、なぜバカに負けるのか

 

今日は少し刺激的な話をします。

「天才は、バカに負ける」

もちろん、勉強ができないほうがいいという話ではありません。

でも、ビジネスの世界では、この現象を何度も見てきました。

一見すると、天才のほうが勝ちそうですよね。

地頭がいい。理解が速い。論理的。努力もできる。

ところが、現実はそう単純ではありません。

理由は「合理性の罠」です。

頭がいい人ほど、「自分でやったほうが速い」と考えます。

人に任せるより、自分でやったほうが品質も高いし、時間も短い。

さらに、リスクもよく見えてしまう。

「この事業は失敗する可能性が30%あるな」

「この投資は危ないな」

と分析できる。

だから失敗は少ない。

でも、大ホームランも少ない。

一方で、「バカ」と言われる人は違います。

「よく分からないけど、やってみよう」
「できないから、得意な人にお願いしよう」

そんな感じで動いてしまう。

すると不思議なことが起きます。優秀な人が集まり、応援してくれる。

本人は全部できなくても、チーム全体はどんどん強くなる。

私の周りにも、高卒で何十億円、何百億円という会社をつくった経営者が何人もいます。

東大には入れなかったかもしれません。

でも今では東大卒を採用し、その力を存分に発揮してもらっています。

つまり、自分が一番優秀である必要はないんです。

ビジネスで勝つ人には、共通点があります。

一つ目は、巻き込み力。

分からないことを素直に聞ける。助けを求められる。

二つ目は、大胆さ。

考えすぎず、一歩踏み出せる。

三つ目は、実行力。

泥臭く試行錯誤を続けられる。

この3つは、IQや学歴とはあまり関係ありません。

AIがどれだけ進化しても、人の代わりに人間関係を築き、信頼を集め、仲間を巻き込み、勇気を持って挑戦することまでは簡単には代替できません。

だから最後に勝つのは、「頭がいい人」ではなく、「人を動かせる人」。

そして最強なのは、天才のように考えながら、バカのように行動できる人です。

……難しく考えすぎているなと思ったら、一度だけ「まあ、やってみるか」と言ってみてください。

意外と、その一歩が人生を変えたりします。

脳は完璧な計画より、行動した人にご褒美をくれることが多いですから。

今日のおすすめ1分アクション

「今、少し怖くて後回しにしていること」を一つだけ書き出してください。

そして1分だけでいいので行動してみましょう。メールを送る。電話する。申し込む。相談する。

人生を変えるのは、完璧な準備ではありません。最初の一歩です。


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「素人質問で恐縮ですが…」と言える人ほど、なぜ一流なのか

 

「素人質問で恐縮なんですが…」

この前置き、優秀な人ほどよく使う気がします。

最初は不思議でした。

「いやいや、あなた全然素人じゃないですよね」と(笑)

でも、よく考えてみると、これってものすごく高度なコミュニケーションなんです。

まず、相手に敬意を示せる。

「教えてください」という姿勢が伝わるので、相手も気持ちよく話せるんですね。

そして、自分も分からないことを素直に聞ける。

しかも面白いのは、その「素人質問」が意外と核心を突いていること。

専門家同士だと、前提知識を共有しすぎて、本質を見落としてしまうことがあります。

だから、一見シンプルな質問が、議論を前に進めるきっかけになることも少なくありません。

本当に優秀な人は、「知らないこと」を隠しません。

分からなければ聞く。

間違えたら修正する。

目的は、自分が賢く見えることではなく、より良い答えにたどり着くことだからです。

一方で、自信がまだ固まっていない時ほど、知っているフリをしてしまいます。

「こんなことを聞いたら恥ずかしいかな」

「レベルが低いと思われるかな」

そんな気持ちから質問できなくなる。

でも、考えてみれば不思議ですよね。

一度聞けば5分で済むことを、プライドのために何時間も遠回りしてしまう。

これほどコスパの悪い投資はありません(笑)

実は、器の大きさって、どれだけ知識があるかではなく、どれだけ自然体で「分かりません」と言えるかに表れる気がします。

「知らない」と言える人ほど成長する。

「知っているフリ」をする人ほど成長が止まる。

だから私は、分からないことがあったら、できるだけこう言うようにしています。

「素人質問で恐縮なんですが…」

この一言が、新しい学びの扉を開いてくれることは、本当に多いんです。

今日のおすすめ1分アクション

今日一つだけ、「聞くのが少し恥ずかしい」と思っていることを、誰かに質問してみてください。

その一つの質問が、何時間もの遠回りをなくし、未来の成長を一気に加速させてくれるかもしれません。


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40代からでも人生が激変する「白紙の目標」の習慣

 

40代からでも、人生は大きく変えられます。

そのために私が20年以上続けている習慣があります。

それは、毎朝、自分の目標を書き直すこと。

ただし、一つだけルールがあります。

昨日書いた内容は、絶対に見返さない。

ここが一番大切です。

多くの人は昨日の目標を写します。でも、それでは「昨日の自分」をなぞっているだけ。

毎朝、真っ白な紙を前にして、「今、本当に欲しいものは何だろう」と自分に問いかける。

すると面白いことが起きます。

最初は「年収1億円」「海外移住」「本を書く」など、いろいろ書くかもしれません。

ところが毎日続けていると、本当に心から望んでいるものだけが、何度も何度も登場するようになります。

逆に、「なんとなくカッコいいから」「周りが言っているから」と思っていた目標は、いつの間にか消えていく。

つまり、自分の本音が見えてくるんです。

人は、自分が本当に欲しいものには驚くほどエネルギーを使えます。

一方で、心から望んでいない目標には、どれだけ気合を入れても続きません。

だから、多くの人が目標を達成できない理由は、能力が足りないからではない。

本当に欲しいものが、自分でも分かっていないから。

その状態では行動もブレます。

誘われれば予定を変え、流行が来れば飛びつき、その日の気分で進む方向が変わる。

気づけば、自分の人生なのに、ハンドルを握っているのは周りの人になってしまいます。

目標を書く目的は、自分を奮い立たせることではありません。

人生の優先順位を毎日確認すること。

そして、不思議なことに、本当に大切なものが見えると、「やらないこと」まで見えてきます。

成功する人ほど、予定を増やすのではなく、余計なことを減らしています。

人生は、「何をやるか」より、「何をやらないか」で決まることのほうが多い。

脳には、繰り返し意識した情報を優先的に集める性質があります。

毎日、自分の望みを言葉にすると、脳はその実現につながる情報、人との出会い、チャンスを自然と探し始めます。

だから、この習慣は単なる目標設定ではありません。

人生のコンパスを毎朝合わせ直す作業。

私は、この習慣だけでも人生が大きく変わると感じています。

今日の1分アクション

明日の朝、真っ白な紙を1枚用意してください。

そして昨日のメモは見ずに、「今、本当に欲しいもの」を10個書いてみる。

たったそれだけ。

毎日書いているうちに、人生で本当に目指す山が見えてきます。

そして山が決まれば、登る道は自然と見え始めます。


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人生は“やり方”ではなく“登る山”で決まる。

 

「登る山を決めれば、人生の半分は決まる」

これは孫正義さんの有名な言葉ですが、私は人生の本質を表していると思っています。

多くの人は、年齢を重ねるほど夢が小さくなります。

でも、それは才能がないからでも、運が悪いからでもありません。理由は大きく2つあります。

まず1つ目。

夢を決めると同時に、「やり方」を考えてしまうことです。

「起業して上場したい」
「海外で事業をしたい」
「業界トップになりたい」

そう思った瞬間に、「でも、どうやって?」という声が頭の中で始まります。

今の自分には経験がない。人脈もない。資金もない。

分からないことだらけなので、脳は不安になります。

すると面白いことが起きます。

夢そのものを小さくしてしまうんです。

年収1億円を目指していたのに1000万円になる。

世界を目指していたのに地域No.1で満足する。

夢を諦めたわけではありません。

「分からない」という不安に耐えられず、夢を縮小してしまっただけなんです。

そして2つ目。

人間は現状維持が大好きだからです。

脳にはRASという、必要な情報だけを集めるフィルターがあります。

だから夢がない状態だと、「今のままでいい理由」ばかり集め始めます。

景気が悪い。

競争が激しい。

年齢的に遅い。

自分には無理。

SNSを開いても、ニュースを見ても、その証拠ばかり見つかる。

まるで脳が、「ほら、挑戦しなくて正解だったでしょ」とプレゼン資料を一生懸命作ってくれるんです(笑)

でも、本当は順番が逆です。

最初に考えるべきなのは「やり方」ではありません。

どの山に登るか。

これだけです。

しかも、やり方が分からないくらい大きな夢でいい。

山を決めると、RASが働き始めます。

今まで気づかなかった情報が目に入る。

会うべき人に出会う。

読むべき本が見つかる。

挑戦するチャンスに気づく。

世界が変わったのではありません。

自分のアンテナが変わったんです。

人は夢が叶うから行動するのではありません。

夢を決めるから、行動が変わる。

だから最初から完璧な地図なんて必要ありません。

エベレストに登る人だって、一歩目は登山靴を買うところからです。

大きな夢ほど、最初はやり方が分からなくて当たり前。

まず決めるべきは方法ではなく、登る山。

その瞬間から、人生は動き始めます。


今日のおすすめ1分アクション

ノートを1枚開いて、「もし失敗しないとしたら、本当はどんな山に登りたいか?」を書いてみてください。

やり方は書かなくて大丈夫。

山の名前だけ決める。

その1分が、人生の方向を変える最初の一歩になるかもしれません。


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スポットライトの裏側に、本当のチャンスがある

 

「次に伸びるのはAIですか? 宇宙ですか?」

以前、海外の著名な投資家にそう質問したことがあります。

私は当然、「AI」や「宇宙開発」といった最先端テクノロジーの名前が返ってくると思っていました。

ところが、その答えは予想を完全に裏切るものでした。

「これから最も面白いのは、退屈なビジネスです」

思わず「えっ?」と聞き返しました。

なぜ、世界中がAIに熱狂している時代に、そんな地味な業界なのか。

その理由は、とてもシンプルでした。

AIがどれだけ進化しても、現実世界は物理法則の上で動いています。

AIを動かすには膨大な電力が必要です。
データセンターを建てるには送電網が必要。
サーバーを冷やすには大量の水が必要。
半導体工場を建設するには道路や物流、設備、人材も必要になる。

つまり、AIという主役が輝けば輝くほど、その舞台を支える裏方の価値が高まるということです。

これは歴史を見ても同じです。

ゴールドラッシュで一番儲かったのは、金を掘った人ではなく、ツルハシやジーンズを売った人だと言われます。

インターネット革命でも、脚光を浴びたサービスだけではありません。

通信インフラやデータセンターを支えた企業が、結果として巨大企業へと成長しました。

私たちはどうしても、派手なものに目を奪われます。

でも、優れた投資家や経営者は違います。

「この流行が本物なら、その裏側で絶対に必要になるものは何か?」

そこを考えるのです。

発電設備。
変圧器。
送電網。
水処理。
物流。
保守・メンテナンス。

SNSではほとんど話題になりません。

地味です。

正直、飲み会で「最近、変圧器が熱いんですよ」と言っても、たぶん席が静かになります(笑)

でも、本当に社会を支えているのは、そういう存在だったりします。

投資もビジネスも人生も同じです。

みんながスポットライトを見ているときに、その光を支える土台を見る。

その視点の違いが、数年後には大きな差になって表れるのだと思います。


今日の1分アクション

今、世の中で伸びているサービスや業界を一つ思い浮かべてみてください。

そして、「それが本当に成長するなら、絶対に必要になるものは何だろう?」と3つ書き出してみましょう。

主役ではなく、土台を見る習慣。

その視点が、次のチャンスを見つける力になるはずです。


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起業で成功する人は“変人”が多い。でも真似してはいけない理由

 

起業で大きく成功する人を見ていると、不思議な共通点があります。

人の話をあまり聞かない。
周りに反対されてもやる。
就職しても組織に馴染めない。

正直、キャリア本だけ読んでいたら「それ危なくない?」と思うタイプです。

でも実際、そういう人の中から、とんでもない成功者が生まれる。

なぜか。

彼らは、普通の人が壁だと思うものを壁だと思っていないから。

経験がない。
知識がない。
前例がない。
みんな反対している。

多くの人は、この時点でブレーキを踏みます。

ところが成功する人は違う。

「やってみたら分かるでしょ」

で、走り出す。

もちろん失敗も多い。でも打席数が圧倒的です。

起業の世界は、ホームラン1本で人生が変わることがある。三振を恐れてバットを振らない人には、そのチャンスが回ってきません。

一方で、中途半端に真面目で中途半端に優秀な人ほど難しい。

リスクも分かる。
問題点も見える。
上手に失敗を避けられる。

だから大怪我はしない。

でも、大ホームランも出にくい。

ここで誤解してほしくないのは、「じゃあ会社なんて辞めて今すぐ起業しよう」という話ではないこと。

むしろ逆です。

まずは組織の中で挑戦してほしい。

誰も手を挙げない仕事を取る。
大きな責任を引き受ける。
新しい企画を提案する。
上司が「そこまでやる?」と驚くくらい挑戦する。

組織は、実は最高の練習場です。

失敗しても給料は出る。
仲間もいる。
学べることも多い。

その環境で殻を破れない人が、独立した途端に急成長するケースはそれほど多くありません。

起業で成功する人に必要なのは、能力よりも挑戦回数。

そして挑戦回数を増やす練習は、今いる場所でも十分できる。

会社員だから挑戦できないのではありません。

挑戦しない人が、会社員のままなだけ。

少し耳が痛い話かもしれませんね(笑)

でも人生を変える人は、環境を変える前に行動を変えていることが多い。

まずは今いる場所で、少しだけ打席数を増やしてみませんか。

今日の1分アクション

「今の仕事で、少し怖いけれど挑戦したいこと」を1つ書き出してください。

そして今日中に、その第一歩だけやる。

メール1通でもいい。
提案書のタイトルだけでもいい。

成功者と普通の人の差は、才能ではなく“最初の一歩の数”だったりします。


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人生の8割は偶然でできている

 

人生を振り返ると、不思議なことに重要な出来事の多くは計画通りではありません。

今の仕事。
大切なパートナー。
人生を変えた一冊の本。
恩師との出会い。

よく考えると、ほとんどが「たまたま」です。

心理学者ジョン・クランボルツは、キャリアの成功者を研究した結果、「人生の転機の多くは予期しない偶然によって起きる」と提唱しました。これを計画的偶発性理論と呼びます。

つまり、成功する人は未来を完璧に予測した人ではない。

偶然を味方につけた人です。

では、その差はどこで生まれるのでしょうか。

実は、偶然そのものではありません。

偶然をチャンスに変える力です。

同じ出会いがあっても、その場で終わる人もいる。
人生が変わる人もいる。

同じチャンスが来ても、怖がって見送る人もいる。
飛び込む人もいる。

差を生むのは運ではなく準備。

例えば、

・身体と心を整えておく
・会った人に必ず1アクション返す
・素敵な人同士を紹介する
・毎日ひとつ新しいことを試す
・「ツイてる」を口癖にする
・迷ったらまず動く

こうした習慣が、偶然を成果に変えていきます。

特に面白いのが「ツイてる」と言う習慣。

脳にはRASという情報フィルターがあります。

赤い車を買おうと思った途端、街中で赤い車が目につくようになるのと同じ。

「ツイてる」と言う人の脳は、幸運の証拠を探し始める。

逆に「運が悪い」と言う人の脳は、不運の証拠ばかり集めます。

どちらも現実を見ているようで、自分で現実を編集しているんです。

人生は農業に似ています。

チャンスを探し回るのではなく、土を耕えること。

良い土ができれば、種は勝手に飛んできます。

そして芽が出た時に掴める。

結局、人生の分かれ道は「準備していた人」の前にしか現れません。

運がいい人とは、偶然が多い人ではない。

偶然を活かせる状態を作り続けている人です。

今日の1分アクション

スマホを開いて、「最近出会った人」を1人思い出してください。

そして今すぐ、

「ありがとうございました」
「今度こんなことやりませんか?」
「〇〇さんを紹介します」

何でもいいので1通メッセージを送る。

その1通が、数年後に振り返ると人生を変えた偶然だったりします。

人生って、だいたいそういうものです。


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お受験より大切なもの。子どもの人生を決める見えない資産。

 

子どもに残せる最大の資産は何でしょうか。

学歴でしょうか。お金でしょうか。家や土地でしょうか。

もちろん、それらも大切です。でも長い人生で本当に効いてくるのは、実は別のものかもしれません。

それが「非認知能力」です。

やり抜く力。好奇心。自制心。人を信じる力。挑戦する勇気。失敗から立ち上がる力。

こうした能力は通知表には載りません。偏差値にも表れにくい。だからこそ、多くの親が見落としがちです。

しかし人生を長期で見ると、本当に大きな差を生むのはむしろこちら。

ノーベル経済学賞を受賞した ジェームズ・ヘックマン 教授の研究は有名です。

幼少期に質の高い教育を受けた子どもたちを40年以上追跡したところ、大人になってからの収入、健康状態、学歴、さらには犯罪率にまで大きな違いが現れました。

面白いのは、その差がIQだけでは説明できなかったこと。

結果を分けていたのは、粘り強さや自己管理能力、他者との協調性、そして学ぶ意欲でした。

つまり、「頭の良さ」よりも「心の土台」。

人生はマラソンです。

スタート地点で100メートルだけ速く走れることより、転んでも立ち上がり続けられることの方が重要だったりします。

世の中には勉強ができる人はたくさんいます。

でも、困難な状況でも前を向き続けられる人は意外と少ない。

知識やスキルは後から学べます。しかし、挑戦を当たり前にする習慣や、失敗を成長の材料にする姿勢は、幼少期の環境から大きな影響を受けるもの。

だから子育てで本当に大切なのは、テストの点数を10点上げることだけではありません。

失敗しても「もう一回やってみよう」と言える経験。

約束を守る習慣。

安心して挑戦できる環境。

好奇心を笑われない家庭。

「どうして?」という質問に付き合ってあげる時間。

そんな日々の積み重ねです。

親からすると些細なことに見えるかもしれません。

でも、その小さな積み重ねは複利で効いていく。

投資の世界では複利が最強と言われますが、子育ての複利はそれ以上かもしれません。

今日のひと声。

今日のひと手間。

今日の関わり方。

その積み重ねが、10年後、20年後の人生を形づくる。

資産は相続できます。

けれど、人生を切り拓く力は相続できません。

親が子どもに残せる最高の贈り物。

それは、どんな環境に置かれても前を向いて歩いていける「心の土台」なのだと思います。


今日のおすすめ1分アクション

お子さんに今日ひとつだけ聞いてみてください。

「今日、何か失敗したことある?」

そしてアドバイスではなく、

「それに挑戦したのが素晴らしいね」

と伝えてみる。

結果ではなく挑戦を承認する。

その1分が、やり抜く力を育てる第一歩になるかもしれません。


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平等な会社ほど弱くなる。成果を出す人に投資すべき理由

 

今日は少し耳が痛い話です。

組織運営で見落とされがちな事実があります。

それは、

「成果の高い人をさらに伸ばす方が、成果の低い人を底上げするより費用対効果が高い」

ということ。

一見すると不公平に聞こえるかもしれません。

でも現実は、成果は均等には生まれません。

営業でもスポーツでも投資でもそうですが、上位20%の人が成果の80%を生み出していることは珍しくありません。

トッププレイヤーが10%成長すると、売上が何千万円も増えることがある。

一方で、成果が出ていない人が10%成長しても、組織全体への影響は限定的。

だから強い組織ほど、「平等」よりも「公平」を重視します。

成果を出す人には、より大きな仕事を任せる。

より多くの権限を与える。

より多くの教育投資を行う。

これは差別ではありません。

組織として合理的な判断です。

ここでよく起きるのが、「みんな平等に扱うべきだ」という意見。

もちろん、人としての尊重は平等であるべきです。

でも、評価も報酬も機会も全て同じにしたらどうなるでしょうか。

頑張る理由がなくなります。

挑戦する理由もなくなる。

結果として組織全体が弱くなる。

学校の運動会で全員一等賞にしたら、たぶん世界で一番平和です。

でもオリンピックでそれをやったら大混乱。

金メダルが300個くらい配られて、表彰台が満員電車になります(笑)

社会や組織は、残念ながら運動会ではありません。

価値を生み出した人に、より大きな機会が集まる仕組みです。

そして興味深いことがあります。

成果が出ていない人ほど、成果が出ない理由を外に求めがちです。

評価制度が悪い。

上司が悪い。

会社が悪い。

市場が悪い。

景気が悪い。

ついには天気まで悪い(笑)

もちろん、本当に制度に問題があることもあります。

でも、成長する人は最初に自分へ矢印を向けます。

「自分は何を改善できるだろう?」

「もっと価値を出せないだろうか?」

そう考える。

不満にエネルギーを使う人と、価値創造にエネルギーを使う人。

数年後、その差は驚くほど大きくなります。

組織は学校ではありません。

全員に同じ結果を与える場所ではない。

価値を生み出した人に、より大きな機会が集まる場所です。

だから大切なのは、

「なぜ評価されないのか」ではなく、
「どうすればもっと価値を生み出せるのか」

を考えること。

評価制度に文句を言う人生より、評価される価値を作る人生。

私はその方が圧倒的に面白いと思っています。


今日の1分アクション

紙にこう書いてみてください。

「私は今、どんな価値を組織や周囲に提供しているだろうか?」

そして、その価値を10%高める方法を1つだけ考える。

不満を探す時間を、価値を作る時間に変える。

その積み重ねが、数年後の大きな差になります。


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40年日記を書いてわかった。人生の悩みの9割は“書く”と軽くなる

 

今日は私が40年以上続けている習慣についてお話しします。

もし「人生で最も費用対効果が高かった自己投資は何ですか?」と聞かれたら、私は迷わずこう答えます。

日記を書くこと。

本当にこれです。

しかもお金はほとんどかかりません。ノート1冊数百円。

投資信託より安い。ジムより安い。高級サプリより安い。

なのに人生へのリターンは圧倒的でした。

なぜか。

多くの人は悩みがあると頭の中で考え続けます。

仕事のこと。
人間関係のこと。
将来のお金のこと。

そして「よし、考えよう」と思う。

ところが実際には考えているのではなく、同じことを何度もグルグル反芻しているだけだったりします。

まるで洗濯機の中で靴下が永遠に回っている状態。

脳も「もうその話聞いたよ」と言いたくなっているかもしれません。

脳科学でも、人は不安や怒りを頭の中だけで抱えていると感情が増幅されることが分かっています。

ところが、その感情を言葉にして書き出すと変化が起きる。

何が不安なのか。

何に腹が立っているのか。

本当は何を恐れているのか。

それを紙に書くだけで、感情を司る扁桃体の興奮が落ち着き、理性的な判断を行う前頭前野が働きやすくなる。

心理学では「感情のラベリング」と呼ばれています。

つまり書くことは記録ではありません。

脳の整理整頓。

頭の中に散らかった情報を外に出しているんです。

パソコンもメモリがいっぱいになると動きが遅くなりますよね。

人間の脳も同じ。

悩みや不安でメモリを占領されると、本来の能力が発揮できなくなる。

だから書く。

すると脳の空き容量が増える。

不思議と冷静になり、視野が広がり、解決策まで見えてきます。

私自身、40年間日記を書いてきました。

その経験から断言できます。

頭の中だけで解決できた問題はほとんどありません。

でも紙に書いた問題は、かなりの確率で前進しました。

だから仕事で悩んだ時。

人間関係でモヤモヤした時。

将来が不安になった時。

まず紙を1枚出してください。

綺麗な文章は不要。

誰かに見せる必要もありません。

むしろ見せられないくらい本音でいい。

頭で考え続けるな。

書く。

その一枚の紙が、人生を変える第一歩になるかもしれません。


今日のお勧め1分アクション

紙かノートを1枚用意して、

「今、私が一番気になっていることは何か?」

と書いてください。

そして1分間だけ、思いつくことをひたすら書き出してみる。

解決しようとしなくて大丈夫。

まずは脳の中から外へ出すこと。

たった1分で、頭の重さが驚くほど軽くなります。


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