失敗するマネジメント・成功するマネジメント

 

結果を出せないマネージャーに
「メンバーにやる気がある前提で考えてるでしょ?」
と言ったら図星だった。

 

そもそも「やる気がない」「楽して稼ぎたい」という前提に立って
「本当に求めているもの」を得られる仕組みをつくるのが
現代のマネジメント。

 

昭和のように、怒ったり、説教すると秒で見限る。

 

多くのマネジメントにおいては「相手はやる気がある」という前提だと
失敗する。

 

むしろ「相手はやる気がない」「できることなら楽して稼ぎたいと
思っている」という前提に立った方がいい。

 

その上で「相手は何を求めているのか?」まできちんと探った上で
丁寧にコミュニケーションを取る。

 

そうやって丁寧にコミュニケーションを取っていると、
やる気は上がってくるもの。

 

いや、やる気というより誰だって仕事は楽しい方がいいし、
給料は上がった方がいいし、職場の人間関係だって良い方がいい。
そういう環境を作る一員になってもらう。
だから、リーダーは、自分を動かし、相手を動かし、場を動かすスキルが
必要になる。

ただ、中には成長を拒んだり、他者の成長を阻む人も出てくる。
できる限り採用の段階で見極めたいが、試用期間やその後の状況で
辞めていただく仕組みも必要。

毒を持った人は誠実な人を3人くらいつぶしてしまう。

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良いストレス・悪いストレス

 

20代でひらいた差は一生埋まらない論は間違いないですが、
若手に言いたいのは「良いストレスから逃げるな」ということ。

 

誰かに言われたことをこなすと楽ですが、良いストレスがない。
良いストレスは「責任をもつこと」で生まれる。

 

責任をもって、自分の裁量で仕事をする感覚を20代でもってほしい。

 

僕の20代はストレスとは無縁で始まった。

 

部活でインターハイに出ていた高校時代から、逆に振れたぬるい大学生活。楽しいがこのままでは高校時代のような嬉し泣きはないと思い、
鍛えてくれそうな中国へ留学。

 

帰国後、ベネッセに就職。毎日早朝から深夜まで大いに働いてから、
27才で雇われ社長として教育ベンチャーへ転職。
経営が悪化したが、一年半会社に住み込みV回復までやり抜いた。
ストレスはかかったが、自分から飛び込んだ環境だったし、
いざとなったらタイあたりに高跳びしてやると思い、オフィスに
パスポートを置いていた(笑)。

 

20代で、飛び込む勇気とやり抜く意志を培わせていただけたことが、
30代での大学院留学、起業、海外移住、海外起業、などに繋がった。

 

今も20代から60代の方までコーチングしているが、できる限り
若いうちに、良いストレスを味わうことを勧めている。
今が一番若いので、今からやればOK。

 

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努力よりも勇気が必要なワケ

 

努力は裏切るが「勇気」は裏切らない。

 

成功の多くは「どの環境にいるか」で決まり、
そのために職場/コミュニティ/学びなど
「新しい環境に飛び込む勇気」があれば成功に近づく。

 

努力できる人は多いけど、勇気がある人はとても少ない。

 

端的に言ってしまえば「人生はどんな環境にいるか」で決まる。

 

ただそれは、いわゆる国ガチャ、親ガチャ、など、
恵まれた環境にいれば勝ち組と言うことではない。

 

「努力せざる得ない環境」「その努力が報われる環境」にいるかだ。

 

海外にも15年いるが、日本は確実に努力が報われる環境がある。

 

一方で良くも悪くも国ガチャは当たりなので、今のところ
努力しないでもそこそこ生きて行ける場合が大半だ。

 

だから、日本にいる人はヘルシーなストレッチがかかり、
努力が報われる環境に飛び込もう。

 

まずは今の環境で燃えに燃える。その上で、部署異動、転職、
もちろん起業したっていいし、海外に飛び出してもいい。
大人になってから大学院に行くのだって素敵だ。
仕事だけでなく、趣味の分野でストレッチをかけるのもありだ。

 

必要なのは飛び込む勇気とやり抜く意志。国ガチャには当たった。
それをどう活かす?

 

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ビジネスにおけるタイミングの鉄則

 

時代の流れを読んで、誰よりも早く挑戦して
「ブームなら短期勝負」「文化なら長期勝負」がビジネスの鉄則。

 

タピオカは前者、ITは後者。

 

後者なら、競合と一緒に業界を盛り上げ、成熟してきたら
ニッチな分野で尖っていく。

 

いま大成功している人は、前者でも後者でも「流れを読んだ戦い方」
が上手い。

 

国内外で23年経営をしてきたが「ビジネスはタイミングが何より大切」
だと思う。

 

とにかく成長期のビジネスに参入して登りのエスカレーターに乗る。
競合がいても一緒に業界を盛り上げる。
成熟して来たらその業界の中で少しニッチな分野に行く。

 

好きな仕事でも下りのエスカレーターを逆走は必ず力尽きる。
「何が好きか?」「強みは何か?」「成長するマーケットは?」
という3つのベン図をきちんと描き、重なる部分で戦っていく。

 

ただ、それでも外す場合があるのがビジネス。
成功率は10%くらいだったりする。

 

よって、テストと挑戦を繰り返す。

 

そのためにはコストがかからないテストをするべき。
商品ができる前に広告テストをしてみたり、期間限定で
結果が出なかったら潔く撤退する、など。

 

周りの成功者は、成功の10倍くらいの失敗をしています。
すべてをかけた一発勝負はNG。

 

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傾聴とは?2

 

今日は、前回に引き続き、人の話を聴く「傾聴」の技術について
お話していきます。

 

傾聴の第一段階は、自分の心の声を聴いているIレベルの傾聴、
内的傾聴でした。
次の段階が、「あなた」のYou、Youレベルの傾聴、集中的傾聴です。

 

これは意識の焦点がしっかりと相手にいっている状態です。
しっかりと相手にフォーカスをして、自分の声や周りの音や声は
遮断している状態です。

 

簡単なようで意外と難しいものです。

 

特に自分と違う意見を聴くときなど、私たちはすぐにIレベルの
内的傾聴に戻って、相手を判断したりしてしまいます。

 

つまり、このYouレベルの集中的傾聴では、相手の意見は判断しません。
まずはどんな意見も自分の頭の上のザルにのせてみるイメージです。
ぜひ意識してみてください。

 

次回は次の段階の移入的傾聴についてお話します。

 

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傾聴とは?1

 

コミュニケーションの基本である、相手の話をしっかりと聴く
「傾聴」の技術に関して解説していきますね。

 

傾聴には4つの段階があります。

 

まずは、I レベルの内的傾聴です。
Iレベルというのは、意識の焦点が自分自身になっていることから
Iレベルとしています。

 

人の話を聴いているようで、実は自分の心の中の声を聴いている
ことはよくありますよね。

 

「お腹空いたなあ」「この人の言っていることわかりやすいな」
など、自分の独り言を聴いている状態です。

 

これは、それが悪いというのではなく、その状態に気づくことが
大切です。

 

「あ、今は自分の心の声を聴いているな」
とまず自分で認識ができれば、次の段階の集中的傾聴に
移ることができます。

 

次回は、この集中的傾聴について解説しますね。

 

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幸せと売上の両方を手に入れる経営

 

今の自分が見ている景色が人生のすべてじゃない。
たとえあなたが失意の中にいても、考え方を変えれば未来は必ず変わる。

 

先日「妻が妊娠して安定期に入りました」と男性経営者の方からご報告。
夫婦で経営をしていたご受講生。受講開始時は仕事で頭がいっぱいで
「子供はずっといないでいい」と考えていた。

 

仕事とプライベートの「現状の外側」を真剣にコーチングした結果、
仕事をシステム化・組織化をし、夫婦で話し合い、
子作りする時間もでき、好循環の結果が出た。
売り上げもUPして、奥さまは妊娠して無事安定期に。

 

コーチングにおいては「現状の外側」を描くのが大切。
現状の延長を描いている限り、行動は変わらない。
現状の延長の目標だと「今よりちょっと頑張る」とかで終わってしまう。「現状の外側」を描こう。

 

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大切な友達リスト20人を作る意味

 

人に恵まれている人は「幸福度」が異常に高い。
ただ、恵まれるための努力をしている人は意外に少ない。

 

超おすすめの方法は「大切な20人のリスト」をつくること。
そして「誘う/連絡する/気にかける」を定期スケジュールに入れて
実践すること。

 

大切にしたら大切にされ、大切にされたら幸せが増える。

 

「幸福学/ポジティブサイコロジー」という学問においても、
幸福は「自己成長」「人との繋がり」「社会に役立っている実感」
によって成り立つことがわかっている。

 

その中でも「人との繋がり」が幸福に占める要素はとても大きい。

 

大切な友達20人くらいのリストを作ればわかるが、
あなたの交友関係の幸福度の中で、その20人から得ている幸福の割合は、
全交友関係の80%をくらいを占めることになる。

 

だから大切な20人とは定期的に連絡を取り、対面で会うようにしよう。

 

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リーダーが会社の中にいてはいけない理由

 

マネージャーは「外の世界の解像度を上げて、外の世界で通じるものを
仲間とつくる人」です。

 

リーダーの大切な仕事のひとつは組織の外に目を向けること。

 

もしあなたがリーダーなら、街に出よう、世界に出よう。
外で何が起きているかをちゃんと見極めて、それを組織の中に持ち帰り、
外の世界で役立つものを仲間と作るのが仕事。

 

中にばっかりいちゃダメ。
その上で「どうすればメンバーが動いて結果を出せるか?」
を考えるためには、そのメンバーのライフビジョンから知る必要がある。

 

何を目指していて、何に喜びを感じ、今は人生のどんなステージに
いるのか?

 

そこをしっかりと把握して、会社のビジョンとの接点をきちんと
創っていく。

 

会社も従業員もハッピーになれるような仕組みや仕事内容、
そして報酬が必要。

 

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チームで誕生日を祝う手法

 

前回、「承認の輪」というチームビルディングの手法を
お伝えしました。

 

今回は、同様の手法の「バースデーサークル」という方法を
お伝えします。

 

チーム内で誕生日の人、Aさんがいるとします。
チームの全員で、
「私はAさんが生まれてきてくれてうれしい。なぜなら、」
と理由を伝えていきます。

 

これも型にはめてやることが大切です。型にはまっていないと
恥ずかしいですよね。
または、いきなり言ったら変な人と思われるでしょう。

 

この手法は色紙を利用してもいいです。
色紙の真ん中に「私たちはAさんが生まれてきてくれてうれしい。
なぜなら、」
と書いて、理由をチームの全員で書いていきます。

 

誕生日だからこそ、普段は伝えられない感謝を伝えてみると
いいでしょう。

 

ちなみに私はサラリーマン時代は同じ部署のメンバーの誕生日は
手帳に書いていましたし、今でもスタッフ間で誕生日を祝うように
しています。

 

祝福のカルチャーを持ちましょう。

 

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