私の父は数年前に他界しましたが、
1945年の終戦の年に上海の租界で生まれています。
祖父母は、上海の租界で出会って結婚したそうです。
以前、戸籍謄本をたどって出生地の上海の住所に行くと、
当時の建物が残っていてとても感動しました。
先日、「月下上海」という、戦時中の上海が舞台の小説を読むと、
ちょうどその住所が小説に出てきました。
こうして、自分のルーツを知っていくと、
自分の人生が自分だけで成り立っていないという当たり前のことに気づき、
強く感謝できるようになります。
過去を肯定すると、今と未来もさらに肯定ができるようになります。
ぜひルーツをたどってみてください。
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