儲け話を追うな

 

僕の経験則で言うと、

「なんか儲け話ない?」

みたいなことをいう社長とは付き合わないほうがいいよ。

無駄な時間を使うことになり、テイカーなので学ぶことも本当に少ない。

社長の中では一番生存率が低いタイプ。

儲かるのは結果であり目的じゃない。

 

経営の目的は、ユーザーにどれだけ価値を与えられるか。

「なんか儲け話ない?」

というのは社長でなくともうまくいかない人のパターン。

依存心が丸出しだし、思考停止に陥っている。

儲け話というのはそういう人のところには回ってこない。

 

投資だって本質は応援なんですよ。

「あなたたちを信頼して応援したいからお金を預けます。もし儲かったらリターンをください。」

というもの。

なので、お金以外の支援をできる投資家が喜ばれる。

口出しではなく支援ね。

株式投資でも本来は同じ。

なのであなたが事業内容を理解して支援したい会社の株を買うべき。

 

ちなみに僕はコンサルや研修で入った会社の株は買うようにしている。

一緒に株価を上げる意識で。

 

話を社長に戻します。

ユーザーと世の中に価値を与える、

「命を大きく使おう」

と思っている社長と付き合いましょう。

そのためには、あなたがそういう人物になることも大切です。

 

今日も素敵な一日を。

 

他人軸は「怖れ」が原因

 

経営者ならわかると思いますが、スタッフに「愛情を注ぐ」と「好かれようとする」はまったく違う。

愛情はfor you、好かれようとするのはfor me。

for meの裏側にあるのは「恐れ」であり、自分のことしか考えていない。

利益を出して還元する、スタッフを成長させる、この2つの実現が本当の愛情。

 

そもそもビジネスとは、

「顧客に価値を提供して対価としてお金をいただくこと」

なので貢献の意識や愛情がない人は成功しない。

 

マネジメントもスキルの前に人間性が大切。

1 on 1のスキルを学ぶのも良いが、その前提として相手の人生そのものを応援する姿勢の方がずっと重要。

マネジメントの本質を身に着けると、自分も周囲もハッピーにすることができる。

経営者と管理層がマネジメントの本質を学べば、会社も家庭も変わっていく。

そう思いながらビジネス教育やコーチングの仕事をしています。

 

今日も素敵な一日を。

成功した企業の共通点

 

安心してください、成功した企業の素晴らしいビジョンのほとんどは後付けです。

「バスに乗せる人」を間違えなければ素晴らしいビジョンに辿り着く。

ビジョンは目の前の顧客に真剣に向き合えば自然発生するが、

素晴らしい人材は目の前の顧客に真剣に向き合っても自然発生しない。

 

これは経営の真理。

人材が超重要。

 

うまく行っている会社は、何も最初から素晴らしいビジョンがあるわけではない。

「バスの目的地を決める前にバスに乗る人を集めろ」

と言われるように、ビジョンより大切なのは人。

運動神経の良い人を集めればどんなスポーツをやっても強いチームができるように、メンバー選定が何より大切。

だからやっぱり経営者の重要な仕事のひとつは採用になる。

人を惹きつける経営者になり、人を惹きつける会社と組織をつくっていく。

採用活動に真剣に向き合う。

利益を出し、人に投資し、よりよい人とより大きな利益を出す好循環に乗せていく。

 

今日も素敵な一日を。

経営の厳しさと醍醐味

 

経営者は孤独じゃないという人もいるけど、僕は孤独だと思う。

 

自分の意思決定が正しかったかを何度も後悔し、
何かが起きたら100%自己責任。

 

コロナ、増税、信頼していた社員の離職、精神的にまいることが
たくさんある。

 

でも、それでも挑戦する価値が経営にはある。

 

99%の苦労より1%の喜びが勝つ仕事、それが経営。
「後ろは常に崖」なのが経営。

 

資金繰りが厳しくなることなんて当たり前だし、
安定していてもコロナのように何が起こるかわからない。

 

ただ、そこに経営の醍醐味もある。
「後ろが常に崖」の緊張感を楽しみ、全力で走る。
その先に大きな感動がある。

 

マラソンだって42.195km走るから感動があるのであり、
スポーツだって仲間と共に必死に練習して真剣勝負に勝つから
感動がある。

 

特に今はスモールビジネスでの起業が当たり前になり、
インターネットのおかげで自分やスタッフが働く場所も含め、
かなり自由度が高くなった。

 

業務内容、働く場所、働く仲間、相手にする顧客、
を全部選べるのも経営の喜びのひとつ。

 

僕の場合は好きな国に住むために現地に会社を創って
経営もしてきました。

 

孤独なこともあるが、それ以上の自由や喜びがあるのが
経営ですね。

 

今日も素敵な一日を。
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家庭は「経営」しろ

 

「家庭を経営する」の本質は「かわいい子どもを溺愛する」
ではなく「溺愛より奥さんへのケアのほうが大事」だとわかってること。

 

子どもがかわいくても奥さんへのケアを後回しにするから
家庭が崩壊するんです。

 

これは経営も同様、社員への愛ではなくまず会社の利益が本質。
ここを間違えると倒産する。

 

初めてお子さんが生まれる予定の男性経営者。
生まれてきたらお子さんをかわいがる気満々。

 

僕のアドバイスは「まずは奥さんのケアですよ。」

 

家庭も会社もマネジメントの方向を間違えるとうまく行かない。
文化、人事、マネジメント、財務、教育、など、会社と同じように、
家庭もちゃんと「経営」する。

 

そしてやっぱり会社には利益が何より大切。
利益が出ていることが社員にとってもモティベーションになる。

 

ただ、それが経営者のエゴだとうまくいかない。
昨今のビッグモーターのようになる。

 

会社、社員、顧客、社会、の「四方よし」の経営を利益を中心に
成し遂げていく必要がある。

 

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時間の増やし方1:人に頼む

 

時間だけが人に平等に与えられたものです。

よって時間をいかに使うかで人生は決まります。

時間を増やす最良の方法は、人に頼むこと。

 

特にリーダーは、極力実務をしてはいけません。

実務どころか思考ですらスタッフや他の人に任せましょう。

リーダーの仕事は、スタッフが考えてきたことに対して
判断や許可をすることです。

そしてリーダー本人は組織の外に出ましょう。

外に出て、外のネットワークを築き、経営に活かして生きいます。

そのために人に任せましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
今抱えている仕事で人に任せるものを1つ決める。

 

海外起業成功のポイント

 

私は日本、中国、シンガポールの3ケ国で起業をしてきました。

 

今回は、海外起業成功の8つのポイントをお伝えします。

1. とにかく現地に行ってリサーチする
2. 現地ではローカル・日本人双方のネットワークを築く
3. 地域政府とコネクションを作っておく
4. 日本法人の安定した経営体制と資金を確保する
5. 家族の同意を得る
6. やり抜く力と諦めのよさの両方を持つ
7. 法律・政治システムの変化を予測し柔軟性を持つ
8. 心身の健康を保ち続ける

以上の8つです。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
海外起業している人のSNSを検索する。

 

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ダメな組織は会議が多い理由

 

あなたの会社はどれくらい会議がありますか?

 

経営の神様である、ピーター・ドラッカー博士は言っています。

「会議は原則ではなく例外にしなけらばならない。
みなが会議をしている組織は何事もなしえない組織である。」
と。

 

会議ばっかりして満足してちゃダメです。

あくまでも組織構造の欠陥を補うのが会議です。

会議をしている間は仕事ができないですよね。

会議不要の組織を作るのが理想です。

会議は例外にしましょう。

◆今日のお勧め1分アクション:
最近あった無駄な会議をやめる方法を考える。

 

今日も素敵な一日を。

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海外で自由に働く方法

 

私は現在シンガポールでの生活が6年目になり、
その前は中国に5年いました。

ニューヨークでも2年を過ごしています。

 

海外で自由に働くためには、
実はまずは日本での基盤をしっかりと作ることです。

つまり、オンラインのビジネスモデルで、
自分がどこにいても良い体制を作ります。

具体的には日本における会社経営を安定させます。

その基盤の上に、海外で会社を作ったりするのが最も良い方法です。

あくまで日本での基盤がありきになります。


◆今日のお勧め1分アクション:
住んでみたい国にすでに住んでいる人を思い浮かべる。
できれば連絡をしてみる。