目標は大きければ大きいほど良い理由

 

目標は大きければ大きいほどいいものです。

遠ければ遠いほどいいものです。

小さいものや短期のものは、
大きく長期のものを設定した後に浮かんできます。

スキーでも、スノーボードでも、スケボーでも、サーフィンでも、
視線は上げた方がいいのです。

遠くをみましょう。

大きな目標を立てるためには、まずは今の目標の桁をひとつあげこと。

これが一番簡単です。

さらには、「世界の人々に」など、
ポジティブな影響の対象を広げてみます。

大きく構えれば大きく動けます。

 

◆今日のお勧め1分アクション:目標の桁を一桁上げてみる。

 

目標設定時に必要なものを考えてはいけない理由

 

目標を設定する時は、
それを実現するためのリソースや必要なもののことは考えてはいけません。

なぜなら、それを考えたとたん、
「やっぱりダメだ」「目標を下げよう」となるからです。

目標を定めれば、必要なリソースは自然と目に入ってくるようになります。

リソースのことは、ひとまず置いておきましょう。

大事なことは、目標達成をリアルにイメージし、
あなた自身がその達成を決意することです。

決意してしまえば、リソースは向こうから近づいてきます。

 

◆今日のお勧め1分アクション:目標達成した自分の感情をイメージする。

 

目標を邪魔する「裏の目標」とは?

 

あなたがもし何かやりたいことや目標があって、
結局まだそれに着手していなかったり、二の足を踏んでいるのならば、
自分の邪魔をしている「裏の目標」を探ってみましょう。

「裏の目標」とは、例えば「英語が話せるようになりたい」と思いながら、
「本当はそんなことしないで楽していたい」
「英語ができるようになってもっと忙しくなるのは嫌だ」などと思い、
自分の目標を邪魔しているものです。

裏の目標は、怖れとしてあって当然です。

まずは目を背けることなくしっかりと見つめてみましょう。

その上で、英語ができない状態は本当に楽なのか?など、
自分が持っている前提を疑ってみます。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
できていない行動の裏の目標を考えてみる。

 

納得目標は3倍の力

 

先日、日本で講演を行いました。

子供向けの英語教育のフランチャイズ校の教室長さん向けの講演で、
100人以上の方が参加してくださいました。

その中でお伝えしたことに、
「納得目標は強制目標の3倍の力が出る」ということがあります。

勉強でも仕事でも、納得して自分からやろうと思うと、
人にやらされるのの3倍以上の力が出ます。

よって、自分が何かに取り組むときも、
人や子供に何かを依頼したり勧めるときも、
納得目標に落とし込むことを大切にしてみてください。

楽しさを探したり、自分や他者にとってのメリットをきちんと確認します。

 

◆お勧めアクション:
今取り組んでいる仕事の納得度を高めるためには、
仕事をどのようにとらえるべきか考えてみましょう。

 

目標の「なぜ?」を考える

 

何を達成するか、どう達成するか、に加えて
「なぜ」それを達成する必要があるかを考えましょう。

目標が同じであることはあっても、
なぜそれを達成したいかは人によって異なります。

そしてその「なぜ」が行動のエネルギーになります。

 

また、この「なぜ」を持つときには、
for me の理由だけでなく、for you の理由も必ず考えます。

例えば、「10万部の本を出版したい」という目標が、
自分が有名になりたい、成功したい、と思うのか、
その本によって読者に勇気と可能性を与えたいと思うのかで
結果も変わってきます。

For me も大切ですが、for youが加わることで
回りの助けも借りやすくなります。

 

◆お勧めアクション:今の目標の「なぜ」を考えてみましょう。

 

 

「志」とは何か?「志」を持つメリット

 

あなたにはどんな志があるでしょうか?

そもそも志とは何でしょうか?

 

「志」とは、他者に貢献する夢です。

つまり、自分のためでなく、世の中のための自分のビジョンです。

例えば、「私は大金持ちになりたい」は志にはなりませんが、
「世界から差別と貧困をなくしたい」というのは志になります。

自分のエゴだけだと、仲間はできません。

しかし、志を持つと仲間や応援してくれる人が現れます。

それによってあなたの人生はずっと豊かになります。

あなたの志はなんでしょうか?確認してみてください。

きっと素晴らしい仲間が現れます。

 

◆今日のお勧め1分アクション:自分の志は何かを確認する。

正しい上半期の振り返り方

 

そろそろ今年も半分が過ぎようとしています。

ぜひ上半期を振り返っていきましょう。

 

正しい上半期の振り返り方は、あくまで目標に対してどうだったか、
を振り返ることです。

よって、当然ながら今年の目標の見直しが重要ですし、
上半期の振り返りにより、目標の修正と、
後半のアクションプランの再設定が必要になります。

仕事、健康、人間関係、趣味、居住環境、学び、お金、家族、など
重要なテーマで、今年の目標、上半期の振り返り、
後半のプラン、などを行っていきましょう。

 

その際、反省も大事ですが、
前半で達成できたこともしっかりみていきましょう。

それが後半へのエネルギーにもなります。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
今年の前半で達成できたと思うことを5つあげる。

 

壁を乗り越えるには

 

人生の中で壁にぶつかりそうな時は、壁そのものを見てはいけません。

乗り越えた先の景色を見るのです。

F1レーサーが壁にぶつかりそうな時も、彼らは壁を見ません。

戻るべきコースを見ます。

壁を見ると意識が壁にいってしまうからです。

課題にぶつかった時に、
あなたが意識をするのは課題そのものではありません。

あなたのゴールです。

その課題を乗り越えた時の状態であり、変化したあなた自身です。

課題にぶつかった時こそ、ゴールに向けてハンドルを切ってください。


◆今日のお勧め1分アクション:
今の課題を乗り越えた先のゴールをイメージする。

潜在意識と否定形の関係

 

潜在意識には時制の認識がありません。

そして、否定形も認識しません。

 

例えば、私が「ピンクの象を想像しないでください」というと、
あなたの頭の中にはピンクの象が出てくるはずです。

よって、目標設定には肯定系を使うことが大切です。

寝坊をしないようにしよう、と言ったとたん、
頭の中には寝坊の映像が広がります。

それよりも、5時きっかりに気持ちよく起きよう、
とあくまで肯定系でイメージと宣言をすることが大事です。

頭の中に否定形が浮かんだときは要注意。

肯定系で言い直すようにしましょう。

◆お勧めアクション:今日一日、否定形よりも肯定系を使って過ごしてみる。

 

ビリーフチェンジの基本は人と会う

 

行動して壁にぶつかったとき、
「自分にはダメなんじゃないか」というネガティブなビリーフが
自分を制限してしまうことがあります。

こういうときは、目標自体が
大したことのないものだと思えるようになるまで、
メンターや、すでに達成している人に会いましょう。

そういう人と一緒にいるだけで、自分にもできるんじゃないか、
という勇気が湧いてきます。

私たちの細胞にはミラーニューロンという細胞があり、
目の前の人をマネしようとします。

大切なのは同じ空間を共有することです。

目標に向かって進むときには、
定期的にすでに達成している人に会うようにしましょう。

あなたのビリーフが変わっていきます。

 

アクション:あなたの目標を達成している人にアポを取りましょう。