夢を公開するメリット・デメリット

 

夢は人に宣言した方がいい、と言われることがあります。

本当にそうでしょうか?

夢を他人に公開するメリットは、
公開することで自分にいい意味でプレッシャーがかかり行動力が上がる、
その夢に共感してサポートしてくれる人が現れる、などがあります。

一方で、特に身近な人で「そんなことはできっこない」
「やめた方がいい」などと止めにくる人も現れます。

困ったことにこの人たちは、
あなたのためを思って言ってくることが多いのです。

夢を公開するには、メリットもデメリットもあります。

よく知った上で自分にはどちらが合うかを考えましょう。

また、絶対的にあなたを応援してくれる存在も見つけておきましょう。

 

◆お勧めアクション:
夢をひとつ公開し、一方で公開しない秘密の夢も設定する。

 

大切な人を大切にしていますか?

 

あなたにとって大切な人は誰でしょう?

自分にとって大切な人10人を書き出してみてください。

さらにその10人に対して、100点を大切な度合いで割り振ってみます。

トップ1の人が50点くらいを保有することもあり得えます。

通常は上位2,3人が合計80点くらいを占めます。

さらに、その10人にどれくらい時間を使っているかも
チェックしてみましょう。

 

どんなリストができ上がるでしょうか?

あなたは本当に大切な人に時間を使えているだろうか?

ぜひ人間関係を見直してみてください。

 

◆今日のお勧め1分アクション:大切な人リストを作ってみる。

 

伸びるフィードバック

 

伸びるフィードバックは、相手の意識や考えでなく、
具体的な行動に対して肯定的なコメントをすること。

やみくもに「やる気があっていいな」と言うのではなく
「君が営業手法を変えてくれたおかげで売り上げが7%も上がったよ」
など具体的な行動をほめ感謝していきます。

主観でなく客観で伝えましょう。

 

改善点がある場合も同様です。

目的達成のためにどんな行動が問題なのか?

それをどう変えるとどんな結果が見込まれるのかを伝え、
本人がどう考えているのかも確認しましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
周りの人の具体的な行動を何かひとつ褒めるか感謝してみる。

 

First myself

 

先日、アメリカに住む女性の友人から、
「幸せ過ぎて不安になる」という、なんともお気楽な相談を受けました。

人はどんどん幸せになっていいのです。

まず自分を満たしましょう。

心と体を愛しましょう。

 

その上で、自分のコップを満たしてから相手に愛を注ぎましょう。

つまり、まずは自分が思い切ってどんどん幸せになって、
それから周りの人も幸せにしていきましょう。

すると、周りを幸せにすることにより、自分がさらに幸せになります。

循環が周り始めます。あなたはもっともっと幸せになっていいのです。

遠慮しないでいきましょう。

 

◆お勧めアクション:
最近人にやってもらって嬉しかったことを誰かにやってあげましょう。

 

重要で緊急でないことをやれ

 

人生には、重要なこと、重要でないこと、
緊急なこと、緊急でないこと、があります。

このうち、重要で緊急なことというのは「問題」であることが多いです。

例えば、「病気になって病院に行く」などです。

この問題は、「重要で緊急でないこと」をやらないと起こります。

例えば、健康管理などは、「重要だけど緊急でないこと」の典型ですね。

 

人生の成功のカギとなるのは、この「重要だけど緊急でないこと」です。

仕事でもプライベートでもこの領域のことを最優先で取り組みましょう。

健康管理、人間関係、自己成長、などがあるかと思います。

 

◆アクション:「重要だけど緊急でないこと」を書き出してみましょう。

 

知り合った人と関係を持続させる方法

 

誰か新しい人と知り合って、「あ、この人素敵だな」と思ったら
すぐに個別で会うアポを取りましょう。

できればその場でアポを取りたいですし、
家に帰ってすぐにメッセージをしてみましょう。

そして、個別で会ってやっぱり素敵だったら、
すぐにまたのその次のアポを取りましょう。

2回連続で個別で会うのです。

2回連続で個別で会った後は、多少時間が空いても大丈夫です。

それくらい、最初の2連続の効果は大きいものです。

親近感がかなりの間持続します。

関係性の始めの印象が濃いものになるからです。

素敵な人には連続で会いましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
しばらく会っていない素敵な友人、知人にメッセージをしてみる。

 

関係性か成果か

 

マサチューセッツ工科大学の元教授のダニエル・キム氏の
「成功循環モデル」というものがあります。

上司が部下の仕事の成果にまず注目して指導するのではなく、
まずは上司と部下の関係性に注目するものです。

関係性を改善すれば、部下が自分で考え始め、
部下の思考の質が上がり、行動の質が上がり、結果的に成果が出る、
というものです。

 

逆に、成果から入ってしまうと、関係性が悪化し、
部下の思考の質が下がり、行動の質も下がります。

仕事とはもちろん成果が一番大事なものです。

その成果を出すために、あえて関係性から入ってみましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
仕事関係で関係を改善したい人をひとり挙げ、
その人との理想の関係をイメージする。

 

前向きさの弱点

 

前向きでポジティブなのはもちろんいいことです。

ただ、弱点もあります。

前向きで自立していると、人と繋がりづらくなることがあります。

弱者の気持ちがわからないからです。

痛みを知ることも大切です。

前向きな人が、ネガティブな人と接するとイライラしがちです。

ただ、ネガティブな人は、人の感情を理解したり、
組織の問題を表面化してくれる貴重な存在でもあります。

前向きでポジティブな人は、逆の存在からも学ぶようにしてみましょう。

もちろん、ネガティブな思考を
とりがちな人はポジティブな人から学んでいきましょう。

 

◆お勧めアクション:
自分とはタイプの違う人に近況を伺うメッセージを送ってみる。

 

聴く技術:移入的傾聴とは?

 

移入的傾聴とは、相手の話を単に聞くのではなく、
相手の興味関心に、自分も同じように興味関心を持って聴く状態です。

相手を見るのではなく、相手の中に入って共感し、
相手と同じようにその興味関心を見ていきます。

傾聴というより共感の技術です。

 

例えば、相手がディズニーランドに行った話をしているのなら、

自分も同じ体験をしているように、
視覚、聴覚、体感覚、感情を追体験しながら聴いてみます。

相手を見るのではなく、相手の中に入って、相手の立場からものを見ます。

これができると信頼関係がぐっと深まります。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
次に人と話す時に感情移入して聞いてみる。

 

不満は直接言う

 

先週、お金の交渉はテキストではなく直接話しましょうと言いました。

批判、アドバイス、忠告、などもなるべく直接言いましょう。

コミュニケーション力が低い人に限って、
メールやテキストで自分の考えや不満を伝えてしまいます。

その結果、かえって誤解を招き、
よりコミュニケーションがギクシャクします。

言いづらいことこそ直接言いましょう。

直接言うことで、同じ内容でも柔らかく言ったり、
信頼関係を保ちながら伝えることが可能になります。


◆お勧めアクション:
職場で一番関係性を改善したい人をランチに誘ってみる。