美輪明宏さんが
「口からは宝石だけ出していればいい」
と語っていた言葉。
これは綺麗事でも精神論でもなく、かなり実務的な真理です。
言葉は感情の“結果”ではなく“原因”
多くの人は、
「ムカついたから文句を言った」
「落ち込んでいるから愚痴が出た」
と思っています。
でも実際は逆。
不平不満を言うから気分が沈む。愚痴を吐くから自己肯定感が下がる。
人は「現実を語っている」つもりで、実は現実の見え方を自分で作っている。
しかも脳は、
他人の言葉より 自分の言葉をいちばん信じる。
ここが厄介なポイント。
不平不満がクセになる理由
不平不満は、とても楽です。
責任を負わずに、正しさだけ取れる。
一瞬だけ、優位に立った気分にもなれる。
ただしその瞬間、代償が発生する。
自分の中に
「できない理由」
「足りないもの」
が増殖する。
すると脳はどうするか。
「足りない世界」に適応し、さらに足りない証拠を探し始める。
これが負のスパイラルの正体。
言葉はセルフイメージを決める
人は、自分に投げた言葉で自分を定義します。
不満をよく言う人は、無意識のうちに
「自分は不満を抱える側の人間だ」
というセルフイメージを育ててしまう。
そして人間は、
セルフイメージ通りに生きる生き物。
結果、人生もその通りになる。
言葉は“時間感覚”まで歪める
さらに厄介なのがここ。
過去の後悔を口にすると、脳は過去に居座る。
「あのときこうしていれば」と言った瞬間、
今は過去の延長になる。
未来への不安を口にすると、脳は未来に逃げる。
「どうせ無理だ」「うまくいかないかも」と言った瞬間、
今の行動が縮こまる。
行動が縮こまるから、
未来は本当に不安になる。
つまり、言葉が未来を作っている。
「宝石の言葉」はポジティブ思考ではない
ここ、大事なところ。
宝石の言葉とは、
ポジティブなことだけを言うことではありません。
現実逃避でも、痛みの否定でもない。
現実を見た上で、前に進む方向の言葉を選ぶこと。
たとえば、同じ現実でもこう変換できる。
-
最悪だ → ここが底なら、上がるだけ
-
無理だ → まだ方法を見つけていないだけ
-
時間がない → 優先順位が曖昧なだけ
-
誰もわかってくれない → 伝え方を変えればいい
-
才能がない → 伸びしろがあるだけ
事実は変えていない。
意味づけだけを変えている。
言葉は現実を動かす武器
言葉の質が変わる。
思考の質が変わる。
行動の質が変わる。
人生の景色が変わる。
宝石の言葉は、
現実逃避ではなく 現実を動かす武器。
そして宝石の言葉を使う人は、
自分だけでなく、周囲の空気まで宝物にしていく。
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今日一日、
不満が浮かんだら、声に出さず“宝石変換”を一回だけやってみてください。
完璧じゃなくていい。
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