カネとコネの残酷な真実

 

残酷な真実ですが、世の中は本当に「カネとコネ」が大切。

 

例えば、なぜイスラエルやユダヤ人が影響力があるかというと、
お金とネットワークを持っているからですよね。

 

Google、Facebook、ブルームバーグ、セールスフォースなど、
名だたる大企業の創業者がユダヤ系。

 

当然ながら政治献金にも繋がる。
アメリカの空母まで出動することになる。

 

国も会社も個人も、カネとコネはどちらも不可欠。
お金と人脈ってどちらかだけではダメなんです。

 

例えば、重い病気になった時に、その病気の最先端の病院に
入院できるのも、金とコネが両方ある人。
片方だけだと残念ながら入れてもらえない。
外来ですら数ケ月待つことになる。

 

僕がアメリカの大学院に留学していた時の親友も
ユダヤ人(ジューイッシュ)でした。
ユダヤ人というのは宗教のことなので国籍としてはアメリカ人。

 

彼と一緒に、アフリカを一ケ月かけて旅行したことがある。
印象的だったのは、行く先々でお金持ちのユダヤ人の方の家に
泊めてもらったこと。
世界中にネットワークがあるのが彼ら。
良い悪いでなく、強いネットワークが確実にある。
国がない中で、言語を守りながら知恵とネットワークだけで
数千年生きてきた凄みがある。

 

先日、UCサンディエゴの大学院で地政学を学んできました。
その時にレクチャーをしてくれた、元アメリカ海軍提督の教授も
「経済力」と「同盟」の大切さを何度も力説していました。

 

海軍提督が「軍事力より経済力が大切だ」と言っていたのが衝撃だった。
「経済力と同盟っていうのは、個人の人生で言うと、金と友人だよね」
と思いながら聞いていた。

 

そして「金と友人」というのは抽象度を上げると
「有形資産と無形資産」ということ。

 

世の中は残酷なので、しっかりと「有形資産と無形資産」を築いて
いきましょう。優先すべきは人脈や能力などの無形資産です。
それらが有形資産を生み出すので。

 

個人的には、有形資産と無形資産を持った上で、それらを使い、
パレスチナの中で罪のない人のような弱者を救える存在でありたい
と思っている。

 

まだまだ本当に微力ですが、会社の利益や自分の書籍印税の10%を
創業以来国境なき医師団などへ寄付し続けています。

 

 

今日も素敵な一日を。
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