先日、私が主催するコンサルティングコミュニティで、
1 on 1 ミーティングの専門家である世古則一さんにお話を伺いました。
世古さんは、人と向き合う時間の中に「4つの会話の型」があると教えてくれました。
どれも同じ1対1の時間なのに、どんな姿勢で話すかによって、相手に与える影響がまったく変わってくるのだそうです。
1.雑談 ― フラットな関係を育てる時間
まず最初は「雑談」
これは、肩書きや立場を越えて、ただ人として話す時間です。
仕事の話から離れたところにある、ちょっとしたやりとり。
一見、生産性がないように見えるこの会話が、信頼関係の土台をつくります。
2.面談 ― 父性的なコミュニケーション
次に「面談」
これは上司や先輩が、相手に知識や情報を外から与えるスタイルです。
アドバイスや方向性を伝えるような場面でよく使われます。
いわば、父性的な関わり方。
ただし、こればかりになると管理されている感覚が強くなり、相手が受け身になりやすいという側面もあります。
3.相談 ― 母性的なコミュニケーション
3つ目は「相談」
こちらは、相手の話を受け止め、共感しながら寄り添うスタイルです。
「どうしたの?」と声をかけ、感情を包み込むように聴く。
母性的であり、安心を与える会話です。
ただし、解決を目的とせずに寄り添い続けると、前進のエネルギーが生まれにくいこともあります。
4.コーチング ― 気づきを促す会話
最後は「コーチング」
これは、質問によって相手の中にある答えを引き出すスタイル。
外から教えるのではなく、内側から気づきを生み出す。
インタビュアーのように、相手の心の中を照らしていく会話です。
相手の成長を支えるには、このスタイルがとても有効です。
会話には「意図」が必要
この4つのスタイルに、正解・不正解はありません。
大切なのは、今この人とどんな目的で話しているのかを意識すること。
「信頼を深めたいのか」
「情報を伝えたいのか」
「気づきを促したいのか」
その意図があるだけで、言葉の選び方も、相手への向き合い方も変わります。
日常の1対1の会話が、ただの会話で終わるのか。
それとも、人の心を動かす時間になるのか。
その違いは、たった一つ「意図を持って話しているかどうか」です。
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