目標設定時に必要なものを考えてはいけない理由

 

目標を設定する時は、
それを実現するためのリソースや必要なもののことは考えてはいけません。

なぜなら、それを考えたとたん、
「やっぱりダメだ」「目標を下げよう」となるからです。

目標を定めれば、必要なリソースは自然と目に入ってくるようになります。

リソースのことは、ひとまず置いておきましょう。

大事なことは、目標達成をリアルにイメージし、
あなた自身がその達成を決意することです。

決意してしまえば、リソースは向こうから近づいてきます。

 

◆今日のお勧め1分アクション:目標達成した自分の感情をイメージする。

 

納得目標は3倍の力

 

先日、日本で講演を行いました。

子供向けの英語教育のフランチャイズ校の教室長さん向けの講演で、
100人以上の方が参加してくださいました。

その中でお伝えしたことに、
「納得目標は強制目標の3倍の力が出る」ということがあります。

勉強でも仕事でも、納得して自分からやろうと思うと、
人にやらされるのの3倍以上の力が出ます。

よって、自分が何かに取り組むときも、
人や子供に何かを依頼したり勧めるときも、
納得目標に落とし込むことを大切にしてみてください。

楽しさを探したり、自分や他者にとってのメリットをきちんと確認します。

 

◆お勧めアクション:
今取り組んでいる仕事の納得度を高めるためには、
仕事をどのようにとらえるべきか考えてみましょう。

 

決意できる人は10%

 

決意と願望は全く違います。

決意できる人は10%だけと言われています。

90%は思うだけで実行しません。

なので、決意したら勝ち、10人に1人に入れるのでラッキーですよね。

 

決意は願望の延長線上にあるのではなく、まったく違うものです。

何かをやろうと思ったらぜひ決意をしましょう。

自分自身で決意の儀式のようなものを持ってもいいですし、
人に宣言してもいいです。

また、決意してもう引き戻せない状況に
自分を追い込んでしまう方法もあります。

留学や起業などもそれに近いですね。

ぜひ決意しましょう。

 

◆お勧めアクション:
今の願望に対して、決意をして人に宣言をしましょう。

目標の「なぜ?」を考える

 

何を達成するか、どう達成するか、に加えて
「なぜ」それを達成する必要があるかを考えましょう。

目標が同じであることはあっても、
なぜそれを達成したいかは人によって異なります。

そしてその「なぜ」が行動のエネルギーになります。

 

また、この「なぜ」を持つときには、
for me の理由だけでなく、for you の理由も必ず考えます。

例えば、「10万部の本を出版したい」という目標が、
自分が有名になりたい、成功したい、と思うのか、
その本によって読者に勇気と可能性を与えたいと思うのかで
結果も変わってきます。

For me も大切ですが、for youが加わることで
回りの助けも借りやすくなります。

 

◆お勧めアクション:今の目標の「なぜ」を考えてみましょう。

 

 

正しい上半期の振り返り方

 

そろそろ今年も半分が過ぎようとしています。

ぜひ上半期を振り返っていきましょう。

 

正しい上半期の振り返り方は、あくまで目標に対してどうだったか、
を振り返ることです。

よって、当然ながら今年の目標の見直しが重要ですし、
上半期の振り返りにより、目標の修正と、
後半のアクションプランの再設定が必要になります。

仕事、健康、人間関係、趣味、居住環境、学び、お金、家族、など
重要なテーマで、今年の目標、上半期の振り返り、
後半のプラン、などを行っていきましょう。

 

その際、反省も大事ですが、
前半で達成できたこともしっかりみていきましょう。

それが後半へのエネルギーにもなります。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
今年の前半で達成できたと思うことを5つあげる。

 

潜在意識と否定形の関係

 

潜在意識には時制の認識がありません。

そして、否定形も認識しません。

 

例えば、私が「ピンクの象を想像しないでください」というと、
あなたの頭の中にはピンクの象が出てくるはずです。

よって、目標設定には肯定系を使うことが大切です。

寝坊をしないようにしよう、と言ったとたん、
頭の中には寝坊の映像が広がります。

それよりも、5時きっかりに気持ちよく起きよう、
とあくまで肯定系でイメージと宣言をすることが大事です。

頭の中に否定形が浮かんだときは要注意。

肯定系で言い直すようにしましょう。

◆お勧めアクション:今日一日、否定形よりも肯定系を使って過ごしてみる。