伸びるフィードバック

 

伸びるフィードバックは、相手の意識や考えでなく、
具体的な行動に対して肯定的なコメントをすること。

やみくもに「やる気があっていいな」と言うのではなく
「君が営業手法を変えてくれたおかげで売り上げが7%も上がったよ」
など具体的な行動をほめ感謝していきます。

主観でなく客観で伝えましょう。

 

改善点がある場合も同様です。

目的達成のためにどんな行動が問題なのか?

それをどう変えるとどんな結果が見込まれるのかを伝え、
本人がどう考えているのかも確認しましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
周りの人の具体的な行動を何かひとつ褒めるか感謝してみる。

 

リーダーは実務をせずに判断する

 

僕のクライアントには医療関係の人やドクター、
そして病院経営者の方などがたくさんいます。

自分で経営もしているドクターの方に決まってアドバイスすることが、他のお医者さんを雇うこと、です。

医師の業務と経営者の業務はまったく違います。

一般の経営者にも言えることですが、
経営者やリーダーの最重要の業務は実務ではなく判断です。

実務や思考はなるべく他の人に任せ、
自分は判断に特化していくのです。

そのためには実務を自分以外にやる人を雇うことが大切になります。

◆今日のお勧め1分アクション:
今抱えている実務で人に任せられる可能性があるものを1つピックアップする。

個人事業主と経営者のマインドの違い

 

個人事業主のスキルと、経営者のスキルは全く違います。

そして、スキルだけでなく、そもそものマインドセットはもっと違います。

個人事業主は、基本的に自分で何とかすると思っていますし、
人のいうことを聞きたくないとも思っています。

経営者やビジネスオーナーは、
むしろ自分より優秀な人を周りに置きたいと思っていて、
自分が有能であることに固執していません。

あなたは最終的にどうなりたいのでしょうか?

あなたの周りで理想とする人は、
どのポジションでどんなマインドセットとスキルを持っているでしょうか?

よく観察してマネしていきましょう。

◆今日のお勧め1分アクション:
従業員、自営業者、ビジネスオーナー、投資家、
どのポジションになりたいのかを真剣にイメージする。

関係性か成果か

 

マサチューセッツ工科大学の元教授のダニエル・キム氏の
「成功循環モデル」というものがあります。

上司が部下の仕事の成果にまず注目して指導するのではなく、
まずは上司と部下の関係性に注目するものです。

関係性を改善すれば、部下が自分で考え始め、
部下の思考の質が上がり、行動の質が上がり、結果的に成果が出る、
というものです。

 

逆に、成果から入ってしまうと、関係性が悪化し、
部下の思考の質が下がり、行動の質も下がります。

仕事とはもちろん成果が一番大事なものです。

その成果を出すために、あえて関係性から入ってみましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
仕事関係で関係を改善したい人をひとり挙げ、
その人との理想の関係をイメージする。

 

ストレスを増やす仕事、効率を上げる仕事

 

ストレスが増える状況は、
「他者からの期待で、差し迫った期限にて、多くをやろうとする」
ことです。

一方で「自分の意志と明確な理由で、
やるべきことを絞り、適切な時期と期間で取り組む」ことをすれば、
効率よく最高の結果が出ます。

あなたが取り組んでいることを見直してみましょう。

他者からの期待で義務感でやっていることは捨てて構いません。

多くのことに取り組んでる場合はやらないことを決めましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:最も大切な目標は何かを確認する。

 

成功に必要なスキル

 

人生の成功のために必要なスキルはなんでしょう?

職業的な能力や知識は、10%にしか過ぎません。

あとの90%は、自分を動かす力と他者を動かす力が45%ずつ
くらいだと思っていいです。

 

考えてみれば、自分と他者を動かすことができれば、
すべてのことは実現可能ですよね。

自分を動かすためには、自分が本当に何がほしいのか?を知ることです。

そして、それが達成可能だと自分を信じることです。

他者を動かすのも基本的には同じです。

その人が何が欲しいのかを知り、その人に勇気を与えることです。

人と自分を動かせるようになりましょう。

 

◆お勧めアクション:やりたいと思いながら
先延ばしにしていることを3つピックアップし、
具体的な実行計画を立てましょう。

 

職場日記の活用法

 

私は、新入社員から3年間、毎日「職場日記」を書いていました。

基本は、翌朝に前日の出来事や学びを書くようにしていました。

前日のノートのメモを見返し、新たに学びになったこと、
自分が感じたこと、をまとめていました。

こうしていくだけで、知識やノウハウが増えていきます。

また、常に反省と改善をしていくので、業務の向上ができ、
当然ながら精神面でもどんどん成長ができます。

特に職場や担当が変わった時には、
新しく覚えることがたくさんあるでしょうし、
精神的なストレスもあるでしょうからお勧めです。

書く時間帯は、翌朝早めに出社して書くことをお勧めします。

ちなみに私はサラリーマン時代は常にフロアで一番に出社していました。

◆お勧めアクション:職場日記用のノートを購入する。