目標設定時に必要なものを考えてはいけない理由

 

目標を設定する時は、
それを実現するためのリソースや必要なもののことは考えてはいけません。

なぜなら、それを考えたとたん、
「やっぱりダメだ」「目標を下げよう」となるからです。

目標を定めれば、必要なリソースは自然と目に入ってくるようになります。

リソースのことは、ひとまず置いておきましょう。

大事なことは、目標達成をリアルにイメージし、
あなた自身がその達成を決意することです。

決意してしまえば、リソースは向こうから近づいてきます。

 

◆今日のお勧め1分アクション:目標達成した自分の感情をイメージする。

 

世界標準で考える

 

蘇州に出張に行ってきました。

お会いした中国人のビジネスマンのお子さんは
日本に進学も考えているそうですが、
東大じゃなければ日本にはいかないといっています。

実は、中国の一流大学には合格しないレベルなので、
東大を考えいています。

実際、東大の世界ランキングはどんどん下がっています。

代わりに台頭してきているのが中国やアジアの大学です。

アジアNO1の大学は、
今は私が住んでいるシンガポールのシンガポール国立大学です。

企業の売上に関しても世界のトップにアメリカ系企業以外で
食い込んできているのは中国の企業が中心です。

日本の中で頑張るのもいいですが、
世界標準でモノを考える習慣もつけましょう。

 

◆アクション:ご自身の業界の企業の世界ランキングの推移を調べてみる。

 

脱マジメ

 

今までマジメにやってきて、やりたいことを制限してきた方は、
やりたいことをどんどんやってください。

例えば家族のために自分を犠牲にしてきたと思う人なども、
積極的にやりたいことをどんやりましょう。

また、既存価値観に囚われて
発想力や行動力が制限されていないかも考えてみましょう。

海外に住んでいると、日本には強い同調圧力があることを感じます。

「みんなと同じじゃなきゃいけない」「人と違っていると浮いてしまう」
というような強い恐れがあります。

その怖れを持ったままだと、行動ができず、
自由な発想もできなくなってしまいます。

◆アクション:
今までの自分ならやらないような、
不真面目と言われそうな行動をひとつやってみましょう。

伸びるフィードバック

 

伸びるフィードバックは、相手の意識や考えでなく、
具体的な行動に対して肯定的なコメントをすること。

やみくもに「やる気があっていいな」と言うのではなく
「君が営業手法を変えてくれたおかげで売り上げが7%も上がったよ」
など具体的な行動をほめ感謝していきます。

主観でなく客観で伝えましょう。

 

改善点がある場合も同様です。

目的達成のためにどんな行動が問題なのか?

それをどう変えるとどんな結果が見込まれるのかを伝え、
本人がどう考えているのかも確認しましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
周りの人の具体的な行動を何かひとつ褒めるか感謝してみる。

 

本の内容を習得する秘訣

 

「この本すごいな」という本の内容を自分のものにしたかったら、
その本を使って講義をしてみましょう。

某芸人さんのyoutubeのように読んだ本をまとめて
誰かにレクチャーしてしまえば、ほぼ自分のものになります。

誰か一人に伝えるだけでも効果はありますが、
複数にわかるようにスライドなどにまとめてレクチャーできれば完璧です。

そして、教えた後は実践あるのみ。

その本の内容を実生活で使ってみましょう。

誰かに教えて、実践して、その本の内容をマスターしてしまいましょう。

One book, one action. で人生は変わります。

 

◆今日のお勧め1分アクション:最近読んだ本に関して誰かに話してみる。

 

リーダーは実務をせずに判断する

 

僕のクライアントには医療関係の人やドクター、
そして病院経営者の方などがたくさんいます。

自分で経営もしているドクターの方に決まってアドバイスすることが、他のお医者さんを雇うこと、です。

医師の業務と経営者の業務はまったく違います。

一般の経営者にも言えることですが、
経営者やリーダーの最重要の業務は実務ではなく判断です。

実務や思考はなるべく他の人に任せ、
自分は判断に特化していくのです。

そのためには実務を自分以外にやる人を雇うことが大切になります。

◆今日のお勧め1分アクション:
今抱えている実務で人に任せられる可能性があるものを1つピックアップする。

個人事業主と経営者のマインドの違い

 

個人事業主のスキルと、経営者のスキルは全く違います。

そして、スキルだけでなく、そもそものマインドセットはもっと違います。

個人事業主は、基本的に自分で何とかすると思っていますし、
人のいうことを聞きたくないとも思っています。

経営者やビジネスオーナーは、
むしろ自分より優秀な人を周りに置きたいと思っていて、
自分が有能であることに固執していません。

あなたは最終的にどうなりたいのでしょうか?

あなたの周りで理想とする人は、
どのポジションでどんなマインドセットとスキルを持っているでしょうか?

よく観察してマネしていきましょう。

◆今日のお勧め1分アクション:
従業員、自営業者、ビジネスオーナー、投資家、
どのポジションになりたいのかを真剣にイメージする。

目標を邪魔する「裏の目標」とは?

 

あなたがもし何かやりたいことや目標があって、
結局まだそれに着手していなかったり、二の足を踏んでいるのならば、
自分の邪魔をしている「裏の目標」を探ってみましょう。

「裏の目標」とは、例えば「英語が話せるようになりたい」と思いながら、
「本当はそんなことしないで楽していたい」
「英語ができるようになってもっと忙しくなるのは嫌だ」などと思い、
自分の目標を邪魔しているものです。

裏の目標は、怖れとしてあって当然です。

まずは目を背けることなくしっかりと見つめてみましょう。

その上で、英語ができない状態は本当に楽なのか?など、
自分が持っている前提を疑ってみます。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
できていない行動の裏の目標を考えてみる。

 

First myself

 

先日、アメリカに住む女性の友人から、
「幸せ過ぎて不安になる」という、なんともお気楽な相談を受けました。

人はどんどん幸せになっていいのです。

まず自分を満たしましょう。

心と体を愛しましょう。

 

その上で、自分のコップを満たしてから相手に愛を注ぎましょう。

つまり、まずは自分が思い切ってどんどん幸せになって、
それから周りの人も幸せにしていきましょう。

すると、周りを幸せにすることにより、自分がさらに幸せになります。

循環が周り始めます。あなたはもっともっと幸せになっていいのです。

遠慮しないでいきましょう。

 

◆お勧めアクション:
最近人にやってもらって嬉しかったことを誰かにやってあげましょう。

 

重要で緊急でないことをやれ

 

人生には、重要なこと、重要でないこと、
緊急なこと、緊急でないこと、があります。

このうち、重要で緊急なことというのは「問題」であることが多いです。

例えば、「病気になって病院に行く」などです。

この問題は、「重要で緊急でないこと」をやらないと起こります。

例えば、健康管理などは、「重要だけど緊急でないこと」の典型ですね。

 

人生の成功のカギとなるのは、この「重要だけど緊急でないこと」です。

仕事でもプライベートでもこの領域のことを最優先で取り組みましょう。

健康管理、人間関係、自己成長、などがあるかと思います。

 

◆アクション:「重要だけど緊急でないこと」を書き出してみましょう。