失敗するマネジメント・成功するマネジメント

 

結果を出せないマネージャーに
「メンバーにやる気がある前提で考えてるでしょ?」
と言ったら図星だった。

 

そもそも「やる気がない」「楽して稼ぎたい」という前提に立って
「本当に求めているもの」を得られる仕組みをつくるのが
現代のマネジメント。

 

昭和のように、怒ったり、説教すると秒で見限る。

 

多くのマネジメントにおいては「相手はやる気がある」という前提だと
失敗する。

 

むしろ「相手はやる気がない」「できることなら楽して稼ぎたいと
思っている」という前提に立った方がいい。

 

その上で「相手は何を求めているのか?」まできちんと探った上で
丁寧にコミュニケーションを取る。

 

そうやって丁寧にコミュニケーションを取っていると、
やる気は上がってくるもの。

 

いや、やる気というより誰だって仕事は楽しい方がいいし、
給料は上がった方がいいし、職場の人間関係だって良い方がいい。
そういう環境を作る一員になってもらう。
だから、リーダーは、自分を動かし、相手を動かし、場を動かすスキルが
必要になる。

ただ、中には成長を拒んだり、他者の成長を阻む人も出てくる。
できる限り採用の段階で見極めたいが、試用期間やその後の状況で
辞めていただく仕組みも必要。

毒を持った人は誠実な人を3人くらいつぶしてしまう。

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リーダーが会社の中にいてはいけない理由

 

マネージャーは「外の世界の解像度を上げて、外の世界で通じるものを
仲間とつくる人」です。

 

リーダーの大切な仕事のひとつは組織の外に目を向けること。

 

もしあなたがリーダーなら、街に出よう、世界に出よう。
外で何が起きているかをちゃんと見極めて、それを組織の中に持ち帰り、
外の世界で役立つものを仲間と作るのが仕事。

 

中にばっかりいちゃダメ。
その上で「どうすればメンバーが動いて結果を出せるか?」
を考えるためには、そのメンバーのライフビジョンから知る必要がある。

 

何を目指していて、何に喜びを感じ、今は人生のどんなステージに
いるのか?

 

そこをしっかりと把握して、会社のビジョンとの接点をきちんと
創っていく。

 

会社も従業員もハッピーになれるような仕組みや仕事内容、
そして報酬が必要。

 

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