成功体験こそ疑え

 

人が自分を変えられない要因のひとつは
過去の小さな成功体験に縛られていることです。

 

例えば、以前の私は経営者として、
すべてを自分でやろうとしていたことがありました。

それは、自分でやった結果うまくいった経験があったからです。

よって、人に頼むことをせず、自分でかかえ、
結局ビジネスを大きくできない時期がありました。

過去の成功に縛られていると、それ以上の成長はありません。

また、例えば引っ込み思案な人は、
過去に引っ込み思案でいることで安全な場所にいることができた、
というある意味の成功体験がある可能性があります。

自分を変えたいと思う人はどんな成功体験に
とらわれているかを考えてみましょう。

 

アクション:成功体験を否定的に見てみる。

ドウスルジブンが好きか

 

何かに迷った時に、最終的に持つべき指標は、
「ドウスルジブンガスキカ?」です。

メリット・デメリットではなく、
どの選択を取る自分のことを好きになれるのか?

この指標を持つと後悔することがなくなります。

 

また、その選択に対する行動にエネルギーも出るので
成功する確率も高まります。

大きな決断でこの「ドウスルジブンガスキカ?」
という指標を持つためには、
小さな決断で普段から練習しておくことです。

例えば、今日のランチでサンドイッチかラーメンかを迷ったら、
「ドウスルジブンガスキカ?」と自分に聞いてみるのです。

 

アクション:
今日のランチはドウスルジブンガスキカ?で選んでみましょう。

シナリオライティングを人生に活かす

 

私の小学校の頃の夢はシナリオライターでした。

今まではビジネス書のみですが今後は脚本にも挑戦する予定です。

 

シナリオ作成において有名な「神話の法則」というものがあります。

主人公は、まず日常生活の中で何等かの冒険に誘われます。

葛藤を経て賢者と出会い冒険の旅に出て第一関門を突破。

その後、仲間と出会い、裏切りや試練を経て、最終関門に向かい、
ラスボスと戦い勝利をおさめます。

その帰りに宝物を得て、さらに予想外に得るものもあり、
また次の冒険の誘いがあります。

これは古今東西の神話に共通する内容なので、
私たちの潜在意識にも刻まれています。

あなたの人生にも活かしてみましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
あなたの周りに「冒険への誘いのサインがないか考えてみる」

会社とのズレを解消する方法

 

 

今まで数千人のキャリアデザイン・ライフデザインの
サポートをしてきました。

会社に勤める上で大切なのは、
会社のミッション・使命と自分のミッションを重ね合わせることです。

 

そのためには、その会社そのものが、
世の中に対してきちんとしたミッションを持っている必要がありますし、
何よりあなた自身が仕事を通じてどんな貢献を世の中にしたいのか、
をはっきりさせておく必要があります。

ここがずれると、会社に利用される自己犠牲の状態か、
または自分勝手な自己満足の状態になります。

 

会社と自分は完全一致する必要はありませんが、
少なくともベン図で言うならば、
ミッションにおいて多少の重なりを持てるようにしましょう。

まったく重ならないようなら、新天地を求めてもいいでしょう。


◆今日のお勧め1分アクション: 自分のミッションを言葉にしてみる。

幸運のきっかけをつかむ7因子

 

幸運はなんとなく訪れるのではなく、
つかみに行くためのコツがあります。

7つのポイントをお伝えします。

1. 何にでも好奇心を持つ。(情報量が増える)
2. もう一歩の行動力。
(例えば、この放送を聞いたら何かをやってみる、など)
3. 日々の行動に小さな変化をつける。(会社に行く道順を変えるなど)
4. 何事もポジティブに考える。(事実はなく物の見方があるだけ)
5. 心身の健康 (運を動かすのが運動)
6. 偶然の意味を探る(すべての出来事の意味を考える)
7. 誰かのための行動(与えたものはかえってくる)

ぜひ意識してみてください。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
毎日やっている行動のやり方を少し変えてみる。

キャリアより8つの無形資産を

 

資産には有形資産と無形資産があります。

有形資産は、お金、コモディティ、不動産、美術品、会社、暗号通貨など、
すべて数値化できて税金がかかるもの。

無形資産は、能力、信頼や人脈、ファンや顧客リスト、
家族、健康、経験、コンテンツ、ビジネスモデルなどです。

 

人生を変えるのは基本的に無形資産です。

おわかりように、無形資産が有形資産を生み出しますし、
お金がなくても自分をサポートしてくれる人がいれば人生は困りません。

幸せを作るのも無形資産です。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
自分が持っている無形資産を1分間で洗い出してみる。

偶然を計画する

 

計画された偶発性理論 Planned Happenstance Theory
というものがあります。

スタンフォード大学のクランボルツ教授らが提案した
キャリア論に関する考え方です。

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されるので、
その偶然を計画的に設計し、
自分のキャリアを良いものにしていこう
という考え方です。

 

偶然を活用するには、以下の5つが必要だとされています。

1.好奇心
2.持続性
3.柔軟性
4.楽観性
5.冒険心

 

世の中は未知の領域が圧倒的に大きいのです。

なので、その領域に恐れずワクワクする気持ちを持ちましょう。

 

アクション:何も計画しないプチ1泊旅行に出かけましょう。

タイムライン上を歩いてみる

 

何パターンかの未来年表を作ったら、
実際に未来進むことをイメージしながら歩いてみます。

AかBかの未来で迷ったら、単に考えるだけでなく、
例えば自分の部屋の中でいいので、
Aの未来に向かって歩いてみてその未来を想像します。

そしてまたスタート地点に戻り、Bの未来に向けて歩いてみます。

こうして、自分が進む未来を実際に想像上で体感します。

理論的にメリット・デメリットを考えるのと
違う答えが出てくるかもしれません。

 

アクション:目を閉じて一歩踏み出し、
理想の未来を想像してみてください。
(この投稿は4月17日の投稿の続きです。)

日本人の特徴2. 階層主義

 

日本のカルチャーの特徴の1つに階層主義があります。

単純に言えば、役職が上の人が偉い、という発想です。

日本以外にもアジアや中東、アフリカなどはこの傾向があります。

 

一方で、特にヨーロッパ諸国の人々は基本的に平等主義です。

上司と部下の距離が近く、理想の上司は部下のまとめ役です。

もちろんお互いの意見も忌憚なく言います。

 

これからもしあなたがヨーロッパの方々と働く機会があれば、
上下関係を日本のように気にせずコミュニケーションをとることを
心掛けてみましょう。


◆今日のお勧め1分アクション:
普段、自分がどんな階層を意識しながら
生活・仕事をしているかを振り返ってみる。

日本人の特徴1. ハイコンテクスト

 

日本のカルチャーは、ハイコンテクストカルチャーと呼ばれ、
言葉以外の意味を大切にします。

なのでよく「空気を読む」という表現が使われます。

中国・韓国などもハイコンテクストですが、
アメリカ・カナダ・オーストラリアなど、
移民が多い国はローコンテクストカルチャーで、
直接伝えることを大切にします。

移民が多い場合は、バックグラウンドが違うので、
明文化しないとわからないので当然とも言います。

 

あなたが外国人と仕事をしたり、友達になったり、旅行に行く場合は、
直接伝えることをぜひ重視してください。

空気を読むのは、東アジアの特徴です。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
伝えようか迷ったことを思い切って相手のために相手に伝えてみる。