【お金と感情の関係】

 

 

お金は感情と密接に絡み合っています。

 

 

だからこそ、お金と感情は、

きっちり分けて考える必要があります。

 

 

例えば、生活費が足りない、

という問題があったとします。

 

 

それは単純に考えると、

家庭という組織のおける財務の話なんです。

 

 

でも、奥さんからすると旦那が稼いでくれない失望とか、

旦那さんからすると「俺ばっかり責められている」

という被害者意識とが出てきます。

 

 

もしかすると稼げない自分への

いら立ちや自己嫌悪とかもあるかもしれません。

 

 

 

こういう風にお金と感情は

確実に絡んでいるからこそ、

その2つを分けて考えましょう。

 

 

 

財務は財務、感情は感情です。

 

 

 

両方をわけてきちっと向き合ってみましょう。

 

 

 

 

【親を許さなくてはいけないのか?】

 

 

「親を許せないんです」

という相談を受けました。

 

言いたいことは2つです。

 

 

ひとつはまず、

「別に許さなくったっていいよ。」ということ。

 

もう大人なんだから、

親との関わりにいつまでもこだわっても仕方ないのです。

 

 

もう一つは、

「親を許すってどんだけ上から目線なの?」

ということです。

 

 

通常は、許す、感謝する、尊敬する、

というプロセスを経て大人になっていくものです。

 

許そうと思っている時点で本当はまだまだ子供なのです。

 

 

消化できていないわだかまりや怒りがあれば

まずは自分でじっくり感じてみましょう。

 

 

そこから癒しが始まり、

許し、感謝し、尊敬できるようになることが多いものです。

 

 

 

【大きく考えてみる】

 

 

先日、シンガポールで2人の友人と食事をしていました。

 

一人の友人Aさんは、
数年後に海外のマーケットで、
時価総額数百億円規模の上場を目指しています。

 

もう一人の友人Bさんは、
とてもユニークなアイデアで起業をしたばかりでした。

 

AさんはBさんのアイデアをとても買っていて、
「それならこうやれば世界規模で展開できて、
上場も十分に狙える」とアドバイスをしていました。

 

そこまで考えていなかったBさんにとっては
とても新鮮で刺激的なアドバイスで、
大いに発想を広げていました。

 

 

私も2人のやり取りを聞きながら、
改めて大きく考えることの大切さを感じていました。

 

 

あなたがやりたいことは何でしょうか?

 

それを最大限大きくやると
どんな展開があり得るでしょうか?

 

 

発想を広げてみましょう。

 

 

 

【人のことで悩め】

 

 

「誰のために悩むか?」

 

あなたが最近困っていることは何でしょうか?

 

先日、小学生の娘に、
「最近、困っていることは何?」と聞いてみました。

 

お友達のことなどが返ってくるかと思ったら、
返事はなんと、
「海が汚くなってきていること」でした。

 

正直、親よりずっと人間ができている、
と思い笑ってしまいました。

 

 

私たちはついつい自分のことで
頭がいっぱいになりがちですが、
どうせ悩むなら
人のことで悩んでみるのはいかがでしょうか?

 

会社でも個人でも、ビジョンを考える際は、
「誰をどんな風に幸せにするか?」
と考えることです。

 

 

そういう意味でも、
今困っている人のことを想像し、
その人たちがどうなればいいのか?

 

自分が何ができるか?
などを考えてみましょう。

 

 

 

もちろん人以外のことまで意識を広げてみましょう。

 

 

 

【感情に良いも悪いもない】

 

 

 

感情自体に良いも悪いもありません。

 

無理にポジティブにいる必要もありません。

悲しい時は泣けばいいし、
嘆きたい時は嘆けばいいのです。

 

感情に目を背けず、
しっかり受け入れてみてください。

 

受け入れてはじめて、
自分が求めているものが見えてきます。

 

 

これは他者に対しても同じです。

 

 

その人の感情を否定せず共感してみましょう。

 

そうすることで彼らのニーズが見えてきます。

 

感情の奥には必ずニーズや願いがあります。

 

感情的に対立している状況でも、
お互いのニーズまで見えてくると、
共に創っていける解決策が見えてきたりします。

 

 

感情の奥にある、自分のニーズ、
相手のニーズを大切にしてみましょう。

 

 

 

 

【人の悩みは4種類】

 

 

 

人の悩みは大きく4種類に大別されます。

 

人間関係、お金、健康、キャリア、の4つです。

 

 

そして、そのうち最大のものが人間関係になります。

 

 

なぜなら、他のお金、健康、キャリアの悩みは
大抵が人間関係と絡んでいるからです。

 

 

 

まずはあなたの悩みをすべて書き出してみてください。

 

 

その際、この、人間関係、お金、健康、キャリア、
の4つのカテゴリーをイメージすると、
書き出しやすいはずです。

 

 

その上で、それらの悩みを構造化します。

 

 

つまり、何かの悩みや問題が原因で
他の悩みを引き起こしていないかを考えます。

 

 

 

最後は、人間関係の見直しです。

 

 

 

あなたの悩みを大きく改善しうる
人間関係のポイントはどこでしょうか?

 

 

 

そこに向き合ってみましょう。

 

 

 

【人と比較してはいけないのか】

 

 

 

あなたは、他人と比較して落ち込んだり、

焦ったりすることはありますか?

 

 

先日、「つい人と比較してしまうんです」

という相談を受けました。

 

 

結論から言うと、

「人と比較したっていいじゃないか」と思っています。

 

 

例えば、比較することがエネルギーになったり、

「あの人にできるから私にもできる」と思ったり

「もっと頑張ろう」と思うことがあるわけですよね。

 

 

 

すべての思考や感情には意図があるので、

その意図を汲むことが大切です。

 

 

その意図に向けて、必要なものは残し、

不要なものは捨てるのです。

 

 

 

比較することで自分の可能性を信じることはするが、

比較することで自分を卑下はしない、などです。

 

 

 

「比較してはいけない」のような

「〇〇じゃなきゃ」という思想は捨てていきましょう。

 

 

 

【無我夢中】

 

 

【無我夢中になろう】

 

無我夢中とは、我を無くすこと。

つまり、自分なんかどうてもいい状態になることです。

 

我も他者も関係ない世界に到達してみましょう。

 

 

我を無くす境地に立った時、
エゴを消し去ることができます。

そうなることで、私達は、
自分のためというエゴを超えた、
大きなことを成すことができます。

 

 

我を無くすことで他者と夢を共有でき、
大勢の共通目標が実現します。

我をなくすことで、
他の人も協力してくれるようになるからです。

 

 

最初は自分のためでも構いません。

 

何か夢中になれることに取り組んでみましょう。

 

 

その中で無我夢中になった時、
あなたは大勢の仲間に囲まれているはずです。

【「私たち」の領域を広げる】

 

 

 

今日のテーマは「私たち」です。

 

あなたにとって、「私たち」とは
どこまで領域を指すでしょうか?

 

もちろん文脈によると思いますが、
それが家族までか、会社までか、日本までか、
世界までか、地球上のすべての生物を含むかで、
物事に対する取り組み方や、
あり方が変わってくるでしょう。

 

「私たち」という感覚が広いほど、
共意識、共感覚の領域が広がり、
社会に対して貢献しよう、
という思いが強まってきます。

 

 

一日5分でいいので、眼を閉じで、
自分がすべてと繋がっているイメージを持ちましょう。

 

私自身がよくやるのは、
息を吸う時に、
地球のエネルギーと繋がり、
吐く時に宇宙のエネルギーと繋がっていく瞑想です。

 

 

「私たち」の領域を広げることで、
愛情の対象を広げてみましょう。