日本人の特徴2. 階層主義

 

日本のカルチャーの特徴の1つに階層主義があります。

単純に言えば、役職が上の人が偉い、という発想です。

日本以外にもアジアや中東、アフリカなどはこの傾向があります。

 

一方で、特にヨーロッパ諸国の人々は基本的に平等主義です。

上司と部下の距離が近く、理想の上司は部下のまとめ役です。

もちろんお互いの意見も忌憚なく言います。

 

これからもしあなたがヨーロッパの方々と働く機会があれば、
上下関係を日本のように気にせずコミュニケーションをとることを
心掛けてみましょう。


◆今日のお勧め1分アクション:
普段、自分がどんな階層を意識しながら
生活・仕事をしているかを振り返ってみる。

日本人の特徴1. ハイコンテクスト

 

日本のカルチャーは、ハイコンテクストカルチャーと呼ばれ、
言葉以外の意味を大切にします。

なのでよく「空気を読む」という表現が使われます。

中国・韓国などもハイコンテクストですが、
アメリカ・カナダ・オーストラリアなど、
移民が多い国はローコンテクストカルチャーで、
直接伝えることを大切にします。

移民が多い場合は、バックグラウンドが違うので、
明文化しないとわからないので当然とも言います。

 

あなたが外国人と仕事をしたり、友達になったり、旅行に行く場合は、
直接伝えることをぜひ重視してください。

空気を読むのは、東アジアの特徴です。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
伝えようか迷ったことを思い切って相手のために相手に伝えてみる。

これがきっかけ

 

 

「きっかけを振り返る習慣」なにか良いことがあった時に、
「これがきっかけ」でその良いことが起こったという、
過去の「偶然の因子」を見つける練習をしてみてください。

例えば、「今の自分の成功があるのは、あの出来事のおかげだ」
とさかのぼる習慣があると、未来のチャンスにも鋭敏になれます。

さらに、感謝の力も増します。

 

実は、幸運のきっかけというのは、誰の目の前にも訪れています。

それをつかめるかどうかだけの差なのです。

幸運のきっかけに敏感になり、次の行動に繋げましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
最近起きた良い出来事とそのきっかけになった出来事を振り返り、
ありがとうと5回言ってみる。

資産になるキャリア

 

「資産になるキャリア」を考えたくなることってありますよね?

僕も海外の大学院に2つ行ったりしていますが、
戦略というよりも純粋な興味で通いました。

キャリアコンサルタントとして数千人をサポートしてきていますが、
戦略的にキャリアを考えることはあまり勧めません。

結局時代はどんどん変わるので。

 

何より大事なのは、自分が信じた道を進む力そのものです。

好奇心、行動力、やり抜く力などの方が大切です。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
今、本当に興味の仕事をネット検索してみる。
または、やり抜く力に関する書籍を調べてみる。

 

マネージャーの重要スキル3つ

 

リーダー・マネージャーには重要なスキルが3つあります。

1つは判断すること。
考えるのは部下にやってもらい、判断するのがマネージャーです。

2つ目は聞くこと。
スタッフの意見を十分に聞くことが伝える前に大切です。

3つ目は、助けを求める力。
何から何まで自分でやろうとせず、周りに助けを求め、
仕事を依頼する力が大切になります。

聞き、判断し、助けを求めるようにしていきましょう。

◆今日のお勧め1分アクション:
マネージャーの重要スキルで自分が伸ばしたいものをピックアップし、
はじめの一歩の行動を考える。

第三の道が必ずある

 

未来の選択を2択で迷ったら、パターンCも必ず出してください。

AにしようかBにしようか迷ったらCやDも考える。

常に「他には?」という選択肢を持ってください。

 

先日、ご受講生が、今の会社に残るか転職をしようか迷っていました。

こういう時には、起業する、など
他の選択肢も考えるようにしてもらいます。

それにより、発想が広がり、
仮に元の二択を考える際にもより精度の高い決断ができます。

人生には常に第三の道があるのです。

 

アクション:今迷っている事柄に関して、パターンCを考えてみる。

数パターンで未来年表を作る

未来の進路で悩んだ時は、
ざっくりとした3~5パターンくらいの未来年表は作っておきましょう。

ABCの少なくとも3パターンで未来年表を書いて俯瞰してみます。

仕事やプライベートなど、
いつ、どんな選択を取るのかを組みあわせてパターンを考えてみましょう。

整理して俯瞰するだけでも未来がよりクリアに見えてきます。

家族がいる方は家族の年齢なども加味しながら考えてみるといいでしょう。

 

アクション:未来年表を何パターンか書いてみる。

 

マネージャーが陥る3つの罠

 

マネージャーが陥る3つの罠があります。

1つ目は、すべてをコントロールしようとすること。
何から何まで命じるのでなく、相手の主体性を引き出しましょう。

2つ目は、自分の優秀さを証明しようとすること。
自分より優秀な人に活躍してもらう方が大事です。

3つめは好かれようとすること。
自分が好かれるのではなく、
自分から部下を好きになることの方がはるかに重要です。

マネージャーの3つの罠に気をつけて、
あくまでチーム全体の組織力を高めるようにしましょう。

 

◆今日のお勧め1分アクション:
自分が陥っているかもしれない罠を1つピックアップして対策を考える。

丁寧過ぎて非効率な日本

 

2年振りにシンガポールから日本に出張に来ています。

日本に帰ってきて、素晴らしいサービスに感動する一方で感じることは、
丁寧過ぎて非効率になっているということです。

いろいろな説明が長すぎたり、人手をかけ過ぎていると感じます。

 

これは日本文化の特徴でもあります。

ホフステードという学者が行った異文化調査によると、
日本人は「不確実性回避」という指標が圧倒的に高いのです。

不確実なものに対応するために徹底的に準備します。

 

ただ、現在の世界のような、変化の激しい状況では、
準備をしている間に時代が変わってしまいます。

よって、変化に対応できなくなります。

ぜひ、あなた自身の仕事の状況も客観的に見て、
丁寧過ぎて非効率になっていないかをチェックしてみてください。

 

年収と幸福度の関係

 

幸福学という学問の研究によると、
年収800万円までは、年収が上がるほど幸福度は上がりますが、
800万円以上は、年収と幸福度は比例しなくなります。

よって、800万円までは大いに年収を上げることに努力しましょう。

 

そして、もっと上のハピネスをつかむためには、
お金以外の要素が必要になることもしっておきましょう。

お金以外に幸福に必要なものは、自己成長と人間関係と周りへの貢献です。

自分と高め、豊かな人間関係を築き、
常に周囲のために何かできないかを意識しましょう。


◆今日のお勧め1分アクション:自分の年収を見直す。