香港より

香港に来ています。

学生時代に
沢木耕太郎の「深夜特急」を読み、
トルコに旅行。

そこで出会ったパックパッカーの話を聞いて
思い立った中国留学。

その中国留学の下見に、香港、上海、北京と
1週間で旅行をしたのが1994年。
大学3年生の夏でした。
当時はまだ返還前。

学生らしく安宿が集まる
有名なチョンキンマンションという
雑居ビルに友人と泊まりました。

まだあまりバックパックの経験もなく
階段に血がついていたり
部屋まで税関が立入検査に来たことに
それなりにドキドキしたことを
覚えています。
今回も久しぶりにチョンキンマンションに
足を運びました。
家族連れなので泊まりはしませんでしたが。笑

驚くくらいに当時と変わらない雑居ビル。
怪しげな外国人がたくさんいました。

 

夜は18年前にはなかったICCというビルの
100階から夜景を堪能。
改めてこの都市の巨大さを感じました。

香港は97年に返還されたわけですが、
アヘン戦争に負けて
イギリスに99年間無償貸与したことは
長い目で見ると中国にとって
とても良かったことかもしれないな、と思いました。

その99年の間に香港は
イギリスに国際都市として育ててもらったわけです。

あの99年間がなければ
今の香港の繁栄は決してない。

浅田次郎さんの「蒼穹の昴」では
そこまで読んで条約を結んだように描かれていましたが
仮に本当にそうだとするとすごいことです。
(現実的にはそうではなかったと思いますが)

いずれにせよ、99年もの年月を見越して
未来を描く発想は普通の政治家は持たないでしょう。

ただ、そういう発想は
やはり必要なわけで、
政治家でなくとも
地球の未来を考える発想などは
当然大切になってくるわけです。

 

眼下に広がる香港の夜景を見ながら
99年以上先を見越して
自分は何ができるのかな、と
考えていました。

そして、未来に思いを馳せると同時に
初めて香港に来てから18年間の
自分の足取りもふと振り返っていました。

中国に留学してから大学を卒業。
会社員を経て、共同代表での会社経営。
アメリカの大学院を卒業し起業。
そして中国での会社設立。
足を運んだ国も40ヶ国以上。
数冊の本も出版。

それなりに走ってきたようで
すでに自分も40才が目前。

まだまだ加速しないと
あっという間に月日は経ってしまう。

 

この18年の自分は香港に負けないくらい
変化できたのだろうか。

夜景に問いかけていました。
ちょっとした習慣116:
「たまには自分が死んだ後の未来を考える」

ちょっとした習慣117:
「以前旅した場所を再び訪れる」


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